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るぅとside
最後を飾るのはころちゃんとさとみくん。
僕は莉犬の隣でじっとその始まりを見ている。
黄神
赤崎
黄神
赤崎
黄神
俯いているから彼の顔は見えないけど声は確かに沈んでいた。
急に言われたその言葉に戸惑う僕は何も言えないまま、ただ莉犬を見つめる。
赤崎
黄神
さとみくんが僕の事を好き?今も?
『抵抗が無いってだけだよ。だからって好きってわけじゃ、、』
ふと彼の言葉がよぎり、口を閉ざす僕。
赤崎
黄神
寂しそうな悔しそうな声のまま僕の顔を見つけた。
赤崎
黄神
赤崎
黄神
赤崎
黄神
顔を腕で隠す僕と苦笑する莉犬。僕は仕返しとばかりに口を開く。
黄神
赤崎
黄神
赤崎
黄神
赤崎
そう言うと彼は少し目を見開き、頬を染めた。
黄神
赤崎
黄神
赤崎
黄神
彼の頭をポンポン撫で、僕は笑う。
その瞬間、ピストルが鳴り響いて僕たちは目をグラウンドへ向けた。
第1走者が走り始めたのだ。
赤崎
__彼はずっと不安だったのかもしれない。
僕等は幼馴染で、初恋の相手同士だったから。
、、それも何処かでさとみくんに聞いたのかな。
さとみくんもさとみくんで莉犬の事信用してるし。
そんな彼らを僕は応援したい。
いつか、2人の恋の成就を願って。
黄神
もう少しでバトンが行き渡るアンカーの彼に僕は大声で応援したのだった。