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2件
もっちゃんさん!!!TikTokでコメントさせていただいてます…!!御影です!テラーではコメント初めてですがいつも見てるのが楽しいです^_^
1週間前
〜暗黒街 某所〜
???
依頼人
???
依頼人
???
???
依頼人
???
依頼人
現在
〜暗黒街の西市街地〜
暗黒街に存在する暗殺組織”IBUKI”に属する殺し屋「爆弾軍曹」こと核山康一はフルフェイスヘルメットを被ってバイクを走らせていた。
核山 康一
この西市街地はかつての暗黒街の隣町だった。しかし7年前に大規模な極悪非道な犯罪組織と日本政府との内戦が勃発し、その戦場となったのがきっかけでこの街も今の暗黒街の1部へと化したのだ。
核山 康一
その戦争で日本政府軍の軍曹だった康一は前回の任務で再会した何故かマフィアのボスになった元伍長の言葉を思い出す……
「感情がない心がない、戦って敵を殲滅することしか脳が無い道具みたいな奴!!まるで生きている感じがしねぇなぁ!!!」
核山 康一
核山 康一
それすら忘れている…いや、おそらく気づいていなかったようだ。
核山 康一
康一はポジティブ思考しかなかった。
核山 康一
核山 康一
別のことに疑問に思いながら康一は信号が変わると共に再びバイクを走らせた。
〜暗黒街 中央区〜
西市街地での任務を済ませて中央区へ戻りバイクを停車する康一。
核山 康一
カッカッカッカッカッカッカッカッ
すると背後から殺意と共に下駄の音が近づいて来たことに気付いた。
核山 康一
振り向いた瞬間、康一の大きな刃物が目の前にあった。
核山 康一
ギリギリな所を康一は間一髪バイクを降りて避けた。
ドゴォォン!!
大きな音が鳴った。 康一のバイクが真っ二つにされたのだ。
核山 康一
フルフェイスヘルメットを外し反発する康一だが息が詰まりそうになった。 相手はどこか見覚えのある男だった。
???
その老人口調の男は黄色い目に白い瞳孔、センター分けの前髪に後ろから前へと徐々に長くなっている髪でよく見たらツーブロックのように下半分は刈っている。黄色い着物で前を開けていて細いウエストと口元に包帯が巻かれてある。足袋と下駄を履いていて両手には篭手をしていて二刀流で歯が黒く変わった形をした大きな刀を握っている。
核山 康一
核山 康一
???
???
男はこちらを睨み付け、片方の刃を康一の首に当てる。
核山 康一
康一は後ろに下がり駆け出す。
???
康一とその男の鬼ごっこはまだ続いた。
核山 康一
???
核山 康一
ダァン!
ガラガラガラッ!
康一は足手まといにその辺にあったドラム缶を倒しす。
しかし男はそれらを飛び越えてまだ追ってくる。
核山 康一
核山 康一
康一はズボンのポケットから小さめの玉を取り出し、男に向かって投げた。
???
スパァン!
男は康一が投げた玉を斬り捨てる… その瞬間!
ボフゥ!
???
男が斬った玉が爆発し白い煙がその周囲を覆う。目くらましだ。
???
すると男の前には康一の姿は無かった。
???
悔しい表情をし男は再び駆け出した。
〜路地裏〜
夕方、誰もいない路地裏につい最近”IBUKI”に加入した情報屋「アウイナイト」こと琉芭大輝がいた。
琉芭 大輝
大輝の足元には数人のチンピラが倒れていた。大輝がフルボッコにしてしまったのだ。
琉芭 大輝
大輝には悩みの種があった。
それは喧嘩やカツアゲを見るとチンピラの血が騒ぎ、しれっとその輪に混ざりこんで全員フルボッコにしてしまうことだ。
琉芭 大輝
そう思いながら大輝はポケットからタバコを取り出し1本咥え火を付けた。
琉芭 大輝
大輝は両手をポケットに突っ込みタバコを吸いながら角を曲がった。
琉芭 大輝
角を曲がると大輝はピタリと動きが止まった。そこで見たものに驚き、ついさっき火をつけたばかりのタバコを落としてしまった。その目の矢先には……
???
闇医者の影城 不死夜が壁にもたれて立っていた。
琉芭 大輝
……え?待て待て。 なんでお前がここに… いや外に居る!?地上にいる!?
不死夜は引きこもりで全く外には出ることはない。ずっと地下室にいる。というか、そもそも外に出た所を見たことがない。
影城 不死夜
そしてタバコ吸ってる… てかすげぇ吸ってる!?
琉芭 大輝
不死夜の手にはタバコがあった。 横には灰皿の台があって、その上には吸殻の山が積もっている。
琉芭 大輝
影城 不死夜
あ、違う。そうじゃない。 俺が言いたいのはそれじゃない。 あと不死夜 はい?じゃねぇよ。
琉芭 大輝
琉芭 大輝
影城 不死夜
何を言い出すんだとでも言うような表情でこちらを見てくる不死夜。
琉芭 大輝
琉芭 大輝
影城 不死夜
琉芭 大輝
影城 不死夜
不死夜はフゥと煙を吐き、指に挟んでた短くなったタバコ吸殻の山に押し付けた。
影城 不死夜
琉芭 大輝
え、引っ越した? どういうことだ?
影城 不死夜
病棟……? 戻った……?
琉芭 大輝
影城 不死夜
整理しずらいというか… そもそもお前が外に…地上に居る寸前でもう既に衝撃的なんだよな。
影城 不死夜
不死夜は地面に指をさして尋ねる。
琉芭 大輝
そういえばここ… この前、国家保安局に潰された地下にある闇病棟じゃねぇか!?
琉芭 大輝
影城 不死夜
え、つまり…
琉芭 大輝
影城 不死夜
うん。違法じゃねぇか。 まぁ俺ら犯罪者だから今更なんとも言えねぇけど
琉芭 大輝
影城 不死夜
不死夜は淡々とそう話した。 そうだった、ココ最近…いや何年も前からこの暗黒街はマフィア絡みの事件が多い。そんな忙しい状況に廃病棟に付き合ってられるかって話だな。
琉芭 大輝
琉芭 大輝
影城 不死夜
うわああああ!!!
不死夜がその訳を話そうとしたが、 叫び声によって遮られた。
琉芭 大輝
影城 不死夜
それは俺もこの声を聞いてわかった。 相棒の康一だ。
……あ、ちなみに康一と不死夜は 既に顔見知りだ。
琉芭 大輝
向こうに康一が慌てている動作をしている。そして大輝達に気付いた康一はこちらに向かって走ってくる。
琉芭 大輝
核山 康一
影城 不死夜
核山 康一
カッカッカッカッカッカッカッ
まだ少し遠いが康一が来た方向から下駄の音が聞こえてきた。
核山 康一
影城 不死夜
不死夜は自分のすぐ隣にあるドアに康一を入るように言い、ドアを閉める。 おそらく、そのドアの向こうは地下の闇病棟への階段だろう。
琉芭 大輝
大輝は康一が来た方向の角を眺めながら言った。するとそこに康一を追っている男が現れたが、こちらの存在に気付いたのか焦るように身を隠した。
琉芭 大輝
影城 不死夜
今なんかチラッと見えたけど…刀? 黒くてデカい二刀流の刀が見えたぜ?
しばらくして男が再び角から身を出し、こちらへ向かってきた。 刀を収めるために一旦身を隠したのだろう。
影城 不死夜
琉芭 大輝
なんだアレ?侍? 和服に…包帯…下駄… でも羽織?…の前の開け方がヤクザ見ただな? あと本人には失礼だけど、 童顔というか女みたいな顔してんなアイツ。
???
え、マジでタイムスリップしてきた侍か武士か?でも髪型が……なんか、うん。説明しにくい。
琉芭 大輝
???
琉芭 大輝
康一のことなんだろうな。 緑の男って……笑 まぁ確かにあいつ目も服も緑だけどな笑
琉芭 大輝
影城 不死夜
???
???
男はそう呟いて来た方向へ走り去って行った……
琉芭 大輝
影城 不死夜
琉芭 大輝
核山 康一
康一はドアを少し開け、その隙間から顔を覗かせながら言う。
琉芭 大輝
影城 不死夜
核山 康一
康一は深呼吸をしながらそういいながら出てきた。
琉芭 大輝
影城 不死夜
「「お前が言うな」」
大輝と康一は声を合わせて言った。 不死夜だって変わらないだろう。 だって彼は外見と内面が一致していない、いかにもヤバそうな雰囲気を常にしているのだ。
核山 康一
核山 康一
影城 不死夜
琉芭 大輝
影城 不死夜
影城 不死夜
ドゴォン!!
不死夜が何かを察知しすぐ側にいた康一の首元を掴んで引っ張った。 大輝はその反対方向へ下がって避けた。
核山 康一
琉芭 大輝
上から何かが降ってきたのだ。
???
さっきの男だった。両手の大きな黒い刃が地面に食い込んでいた。
核山 康一
???
片方の刀を大きく振りかざす…
???
核山 康一
不死夜に引っ張られ腰を抜かした康一に刃が降りかかる……はずだった。
ガンッ!
鉄の音がした。 男の攻撃は来なかった。 目の前には黒……というか、布だ。
核山 康一
琉芭 大輝
大輝が声を震わせながら言う
???
男も驚きのあまり手も震わせている。 無理もない、何故なら……
影城 不死夜
康一の目の前には不死夜が突っ立っていた。しかも……
影城 不死夜
そう淡々と話す不死夜の腕には、 男の刃が受け止められていた。
核山 康一
琉芭 大輝
え?ちょっと待てよ? 腕で?あのデカい刃物を? しかも一切血が出てねぇぞ?
琉芭 大輝
影城 不死夜
琉芭 大輝
……いや、”なんで?”なんか思う必要はない。ここは暗黒街だ。犯罪者が集うこの街に住んでたらいつ死ぬのかもわからない。闇医者だって無防備でいる訳にはいかないのだ。
???
強ばった表情は変わらぬまま、不死夜を睨みつけながら刀を下ろす。
???
何かに気付いたのか、目を丸めて不思議に思うような表情に変わった。
???
琉芭 大輝
影城 不死夜
男は大輝と不死夜に言ってるようだ。
???
琉芭 大輝
影城 不死夜
???
まるで自分が正しいと思っているのか、そう話す。
核山 康一
あ〜なるほどな、はいはいはい…… 全てがわかったぞ。
影城 不死夜
そう。それだ。 こいつは重度の方向音痴だ。
???
???
男はそう言い返した。
琉芭 大輝
???
???
男は大輝に斬り掛かる
琉芭 大輝
???
大輝は男の攻撃を避けまくる。
核山 康一
ドスッ!
康一が叫ぶと共に、男に刺激が走った。
???
見ると男の側には不死夜が居た。 彼の拳が男の腹をどついていた。
琉芭 大輝
というか…お前いつの間に俺の目の前に移動した?さっき康一の真ん前に居たよな?足音も気配も全くしなかったぜ?それに不死夜の足は両足膝下から下は鉄の棒の様な変わった義足だ。足音とか容易に鳴るのに…なんでだ?
???
腹をどつかれた男は後ろへよろける。今にも倒れそうだ。倒れ……
ドサッ
あ、倒れた。 男はその場に倒れてしまったのだ。
核山 康一
琉芭 大輝
影城 不死夜
不死夜は両手にメスや単鈎やピンセットなどの様々な医療用具を持ちながら言う。
それ尋問じゃなくて拷問じゃねぇのか?……いや拷問でもない、解剖でもするのか?あとどっから出したその量?
核山 康一
琉芭 大輝
そう言いながら大輝はしゃがみ、男の口元の包帯に手を伸ばす……
視界が歪み暗くなる。 腹パンによる痛みが身体中を刺激する。頭がグラグラする……気が…遠くなって…き…そう
…おい、やめろ。
声が聞こえる
気絶するな
アイツじゃな… 久々に聞いたのう……
今ここでテメェと入れ替わるとめんどくせぇ。
俺ゃ今出る気はねぇ
全く…相変わらずな性格じゃのう…
さっさと目を覚ませ! しっかりしろ! この天然野郎が!!
???
パシィッ
大輝の手が男の顔を覆うようにする時に男は目を覚まし、すかさず大輝の手を手で弾いた。
ドガッ!
琉芭 大輝
大輝の手が自分の口元の包帯を握る前に手で弾き、すかさず彼の腹を目掛けて蹴った。
核山 康一
影城 不死夜
倒れていた男は勢いよく起き上がり、2刀の刀を構える。
核山 康一
???
琉芭 大輝
こいつガチギレだ…!! 本気で殺しにかかるはずだ! そして痛ぇ!下駄で腹蹴られると結論痛ぇ!!
???
男は跳躍し2刀の刀を交差にしてから振りかざし、3人の首を斬ろうとする………………が、
「悟郎!」
叫び声に近い、誰かの名を呼ぶ声がした。
???
ズシャアアア…!!
男はその声に反応したのか、斬りかかるのを中断しそのまま大輝達にヒョイっと避けられダイレクトに地面に突っ込む…
核山 康一
影城 不死夜
不死夜と大輝は声がした方向を見る。 そこには知ってる顔の女性がいた。
琉芭 大輝
''IBUKI''の殺し屋、日本刀の舞うかの如くに扱うお淑やかな桃音の相棒、神楽凜々愛だった。
神楽 凜々愛
影城 不死夜
琉芭 大輝
大輝は簡単に説明した
神楽 凜々愛
琉芭 大輝
核山 康一
1週間前
〜某ギャングのアジト前〜
核山 康一
康一はギャングが潜む住処の前に突っ立って呟く。 この日は単独任務だった。
核山 康一
気合を入れ、康一は首にかけてたゴーグルを装着した後にドアノブに手をかけようとした………………次の瞬間!
ダァン!!
核山 康一
中から大きな音がした。 ドアの向こうからギャング達がパニックになっている声が聞こえる。
核山 康一
康一はドアを開けてこっそり入っていった。
〜アジト 宴会場〜
アジトに入り込み、誰も居ない廊下を走り続けて康一は宴会場に辿り着いた。
核山 康一
康一は誰一人として居ない廊下から宴会場を覗いて様子を見ていた。 そこは華やかな宴会場ではなく最早処刑場のように化していた。ギャング達の四肢や生首がバラバラになって転がっている。壁や床が真っ赤に染まっている。そして軽く天井にまで…
ギャング達
核山 康一
それらを足元にして立っているのは、和服を着て両手に二刀流の黒い刃をした剣を持っている男だった。
ギャング達
ギャング達
核山 康一
ギャング達
???
ザシュッ!
その一言をかけた後、その男はギャングの首を斬り落とした。
コロコロコロ……
核山 康一
斬り落とされたその頭が康一の真横に転がってきた。 しかもピンポイントにこっち向いて止まりやがった……気持ち悪ぃ
???
後始末?この転がっている死体を自分で処理するつもりか?ってことはIBUKIの人間じゃねぇな。IBUKIなら殲滅後に処理班に頼むからな……
核山 康一
再び覗き込もうとする……が、
核山 康一
なんかヒヤッとした…?
核山 康一
気が付くと康一の首元に大きな黒い刃が当てられていた。
???
背後から声がした。 あの着物の男だった。
核山 康一
???
核山 康一
康一はテンパりながらも説明する。
???
???
男が康一を睨みながら言う。 なんか嫌な………いやもうすっっっげぇ嫌な予感がしてきた!?
核山 康一
???
は……はぁああ!!!??
う、嘘だろ!?俺こんな奴に殺されんのか!?俺今回何もしてねぇのに!?(2回目)こいつに仕事取られたっつぅのに!!
核山 康一
ガッ
???
康一は片手で男の刃を握る腕を掴んで自分の首が斬れないように抑える。
???
リンゴを素手で半分こできる程の握力と軍で鍛えられた腕力のある康一には男の腕を掴んで止めるのは容易でもある。
……いや、本人は結構焦っているので容易ではなかったかもしれない。
核山 康一
もう片方の手で自分のポケットから何かを取り出し、その場に落とす。
???
ピカァァァ!!!
???
核山 康一
閃光弾だった。 男が立ちくらみしている隙に康一は掴んでいた手を放し、男を押し退けてにげていった。
???
???
立ちくらみが治った男は両手の刀を握りしめる。
???
そう言った男は宴会場を飛び出し、康一を追った。
核山 康一
そして現在に至る。
琉芭 大輝
???
男は康一をじっと見て言う
琉芭 大輝
影城 不死夜
???
男は不死夜の問いに答えた。
琉芭 大輝
神楽 凜々愛
大輝は男に問うが、先に凜々愛が口を開いた。
神楽 凜々愛
神楽 凜々愛
凜々愛は続けて言った。
核山 康一
…………ん???
神楽 凜々愛
え、えぇ!?
影城 不死夜
不死夜は目を見開いて言う
琉芭 大輝
まぁそりゃ当たり前だな。 今回はなんか衝撃的な情報が多いな。 よし、一旦落ち着こう。
琉芭 大輝
狼石 悟郎
核山 康一
狼石 悟郎
すげぇ苗字だな… まぁ俺も人の事言えねぇけど。
狼石 悟郎
悟郎は刃を大輝、康一、不死夜に向けて言う。 質問攻めしてて忘れてたな。そういえばこいつ康一を初めに俺らを殺そうとしてたんだったな。
神楽 凜々愛
そこへ凜々愛が止める。
神楽 凜々愛
凜々愛は必死で悟郎を説得しようとする。
狼石 悟郎
狼石 悟郎
核山 康一
琉芭 大輝
え、チョロっ…… 凜々愛のセリフ1発で? ちょっと反論しようとしたけど受け入れた?マジかよこいつ。
神楽 凜々愛
狼石 悟郎
核山 康一
康一はもう緑で認識されてんだな。
核山 康一
琉芭 大輝
影城 不死夜
一人一人悟郎に自己紹介していく。
核山 康一
康一はフレンドリーな性格であった。 早速名前で呼び始めた。しかも自分の命を狙おうとしてきた奴の…
神楽 凜々愛
狼石 悟郎
キョドる凜々愛の代わりに悟郎が答える。 凜々愛殿って……
神楽 凜々愛
核山 康一
神楽 凜々愛
琉芭 大輝
神楽 凜々愛
琉芭 大輝
神楽 凜々愛
核山 康一
核山 康一
神楽 凜々愛
核山 康一
神楽 凜々愛
いきなり元気よく話して来て驚いた凜々愛は本人なりに頑張って答えた。
狼石 悟郎
核山 康一
神楽 凜々愛
康一は立ち去って行った。 悟郎はその反対方向へ歩いていく…
神楽 凜々愛
凜々愛の言葉に気づいた悟郎は慌てて康一と同じ方向へ駆けて行った。
琉芭 大輝
神楽 凜々愛
琉芭 大輝
神楽 凜々愛
凜々愛が向いた方を見ると、そこには不死夜の姿が無かった。
琉芭 大輝
神楽 凜々愛
琉芭 大輝
神楽 凜々愛
琉芭 大輝
神楽 凜々愛
2人は歩き始めた
大輝は凜々愛とその場を立ち去る前に、チラッと不死夜が使っていた灰皿の台を見た。
不死夜が康一を庇って悟郎の攻撃を片腕で食い止めた時……あいつは鉄板仕込んでいると言ってたな。
大輝は考え事をしながら凜々愛と並んで歩く。
悟郎が刀を降ろした時、不死夜の黒い白衣の袖から肌色が見えた。つまり鉄板を仕込んでいたのは嘘だ。 てことは…本当に……素手で…食い止めた……って事か!?
その時、食い止める時と同時に不死夜は義足で灰皿の台を蹴って鉄の音を出した。そうすることで本当に仕込んでいてた鉄板で食い止めたようにするためだ。
でも……なんでそんな真似を?
神楽 凜々愛
琉芭 大輝
気が付くと凜々愛が住むアパートのすぐ近くまで来ていた。
神楽 凜々愛
琉芭 大輝
琉芭 大輝
神楽 凜々愛
……いや、これ以上は考えないでおこう。ただでさえこの暗黒街、特にIBUKIには人間離れしたヤツが多いというのに。あと不死夜に関しては突っ込んだら負け…というか終わりな気がする……… って思ってるのは俺だけなのだろうか?
琉芭 大輝
神楽 凜々愛
琉芭 大輝
大輝は振り返り、去って行った………
〜"IBUKI"本部〜
店長
百峰 桃音
店長
店長
百峰 桃音