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教室へ入るといつもの光景が目に入る。
うるさい男子とうるさい女子、私のような人はほんの数人だけだ。
凛
凛
またこの人か。いい加減諦めてくれないかな。
夏夜
凛
夏夜
家も洗濯機も無いなんて言えない。
凛
夏夜
夏夜
夏夜
そして私は教室を後にする。
友達なんか作ったって裏切るだけなんだから。
もう誰も信用しないんだから。
親も姉も先生もクラスのやつらもみんなクズだったんだから。
そんなこと考えていたら、一日が終わる頃。
今日もつまらない一日を終えて、帰る支度をする。
今日は…援交の日か。
おっさん達にこの生々しい傷や痣を見られてスルーされたことはなかった。
警察に連絡しようとするやつだっていた。
そんなことされちゃ私は牢屋行きなんだよ。
いくら虐待を受け、いじめられたとしても、私は3人の人間を殺した殺人鬼なんだから。
援交だって、犯罪なんだから。
コインランドリーでパジャマと下着を取ったあと、コンビニでおにぎりを買う。
夜はさすがに何か食べないと。今日一日何も食べてない。
そして住宅街を歩いていたら
凛
凛
夏夜
今日はつまらない一日ではなく、ついてない一日だな。
凛
夏夜
凛
凛
本当に面倒な女だ。この人は。
私の返事も聞かずに、この人の家に連れていかれてしまった。
凛
夏夜
凛
夏夜
30分ならいいかと足を踏み入れる。
凛の母
凛
凛の母
凛
夏夜
お腹空いてないのに。
凛の母
しかもこの女の母親と2人きりなんて気まずすぎる。
夏夜
凛の母
夏夜
私は事実を言っただけだ。
凛の母
凛の母は寂しそうに言った。
凛の母
凛の母
凛の母
心外だった。あの人が昔はやんちゃしてたなんて。
凛
夏夜
そのあと私は夕ご飯を頂いた。
久しぶりの、温かいご飯だった。
凛
夏夜
夏夜
凛
夏夜
凛
夏夜
凛
凛
凛
夏夜
凛
私は咄嗟に言葉を発していた。
夏夜
夏夜
私がみんなから好かれなかった理由は70%容姿だろう。
まともにお風呂にも入れて貰えなかった私は、いつも汚く、生々しい傷が増えていくだけだったのだから。
凛
凛
夏夜
私の目を気に入られたことは1度もなかった。
親からも先生からもあいつらからも気持ち悪がられたこの目を。
凛
凛
夏夜
そろそろ行かないと、援交の時間。
夏夜
凛
そして私は足早にスタスタと歩き始める。
すると、彼女の口からありえない言葉がこぼれた。
凛