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実況者様方の短編集

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実況者様方の短編集

5 - __名もなき少女はここに眠る__

♥

50

2022年01月22日

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猫又(主)

おひさな我々だの奇妙な日常

猫又(主)

今回は爛漫やで

猫又(主)

あ、あと裏S区題材

猫又(主)

キャラ崩壊してるかもな

猫又(主)

だったらすまん

猫又(主)

スタート

オスマン

…ねぇ

ひとらんらん

言わないで

オスマン

分かっためぅ

ただ、二人でショッピングに 行こうとしただけなのに

目の前には、知らない 町が広がっている

いつもの道を車で 走っていただけなのに

十分程前…

ピーンポーン

オスマン

ひとらん~

ひとらんらん

何?

オスマン

ショッピング行くめぅ

ひとらんらん

あ~

ひとらんらん

良いよ

ひとらんらん

食材も買いにいきたいし

オスマン

やった!

俺らはそれで、 ショッピングにいった

いや、行こうとした

現在…

ゆっくりと狭い道のなか 車を走らせる

ひとらんらん

…これ以上は無理だね

オスマン

車、置いていく?

ひとらんらん

そうしよう

これ以上は危ない

とりあえず人を探そう そう思い、二人で歩きだす

遠くに人が見える

住人?

アハハハハ

オスマン

あ、人めぅ!

ひとらんらん

ち、ちょっと!

オスマン

すみませ~ん

そういいながら、オスマンは 行ってしまった

住人?

アハハ

オスマン

ゴンッ

ひとらんらん

オスマン!

そんな大きな音がして、オスマンが殴られた

俺は駆け寄ったが、 彼と同じく鈍い音がして 頭に痛みが走る

ひとらんらん

ぐっ…

視界が暗転する

そして俺は意識を手放した

!!

アハハハハ!

耳障りな笑い声で目が覚める

気が付けば 椅子に縛られており 目隠しをされている

気づかれないようにしながら 周囲を探る

すると、後ろに同じように 縛られている人がいるようだった

ひとらんらん

『誰?』

俺はその人の手にそう書いた

オスマン

『オスマン』

オスマン

『ひとらん?』

ひとらんらん

『うん』

オスマン

『この音なに?』

ひとらんらん

『笑い声?』

!!

アハハ‼️

耳障りな笑い声はまだしている

オスマン

『違う』

オスマン

『それに混じってる音』

そういわれて聞き耳をたてると 鈍い音がしている

ひとらんらん

『誰か殴られている』

オスマン

『そうっぽいよね』

!!

ぐっ❗️

ひとらんらん

!?

オスマン

!?

??

あーあ、だめだった

ひとらんらん

…誰?

??

生きてるの?

オスマン

生きてるめぅ

少女のような声に話しかけられる

??

外すね

声の主は俺達に近ずき、 目隠しと縄をはずす

声の主は、蒼い狐の面で 顔を隠していた

ひとらんらん

君は誰?

??

いま、関係ないでしょ

??

早く逃げて

??

こいつ縛ってからいくから

そう言って片手でかかえているひとを指す

オスマン

そっちは?

??

住民、

??

一つだけ

ひとらんらん

??

人にあったら逃げて

オスマン

信じて良いめぅ?

??

うん

??

さあ、早く行って

??

後ろを振り返らずに

??

後片付けはしておくから

ひとらんらん

殴られてた人は?

??はちらっと後ろを見て答える

??

…手遅れ

??

早く行きなよ

??

これ以上は危ない

オスマン

分かっためぅ

ひとらんらん

またな

オスマン

じゃあね

??

ばいばい

??は最後に狐の面を外して笑う

それは普通の少女で

少し不思議だったのが 片目を前髪で隠していた

さっきまで面をつけていたと いうのに

そんなことを考えながら 部屋を出る

少女に言われたよう 後ろを見ずに走る、ただただ走る

住人?

アハハハハ

人がいた また捕まってはいけないと思い そのまま走る

ひとらんらん

オスマン!大丈夫?

オスマン

うん!

そのまま走り抜ける

逃がしてくれたから

無駄にしないように

遠くに車が見える

オスマン

やっと…

ひとらんらん

乗って逃げよう!

オスマン

分かった!

そう思い、車に近づいていくと 人がいた

見覚えのある背中 人影はゆっくりと振りかえる

そこで意識は途切れた

ひとらんらん

ん…

グルッペン

ひとらん?

ひとらんらん

どこ?ここ

グルッペン

病院だ

オスマン

何で?

グルッペン

オスマン!

グルッペン

二人とも、
二日も行方不明になって

グルッペン

車を見つけたと思えば

グルッペン

行きなり走ってきて目の前で
倒れたんだぞ

グルッペン

何があったんだ?

ひとらんらん

…信じてくれる?

グルッペン

ああ

グルッペンのその言葉を信じて 自身の身に起きたことを話す

ひとらんらん

…こういうこと

グルッペン

…にわかには信じがたいが

グルッペン

嘘をつく必要がないからな

オスマン

なあ

グルッペン

なんだ?

オスマン

連れていってくれへん?

ひとらんらん

あの女の子も探したいしね

オスマン

女の子は何処にも
居なかったんだよね?

グルッペン

少なくとも周辺にはいなかったぞ

ひとらんらん

探そう

オスマン

だね

一日後…

一応一日安静にしたあと あそこに連れていってもらった

ひとらんらん

ここを…

走り抜けたうろ覚えの道を歩く

オスマン

無事、かな

ひとらんらん

見つけてあげよう

なんとなく分かっていた

あの子は生きているかさえ 怪しいこと

だからせめて遺体は

あるかわからないが

探してあげたかった

オスマン

この建物

ひとらんらん

ここの地下

ひとらんらん

だよね?

オスマン

そう

オスマン

行こ

震える足を押さえて 三人で進む

大丈夫だ 今は仲間がいる

地下に降りていくと お墓があった

それも、ひとつ二つじゃない

十、二十、 いや、もっとあるかもしれない

その中に異様な物があった

棺だ

しかもたくさんのお札が 張られている

膝がガクガクし出す

隣を見るとオスマンやグルッペンも冷や汗をかいていた

オスマン

ゆったりとオスマンが棺に近づく

グルッペン

オスマン

グルッペンは呼び止めたが 彼は何かにとり憑かれたように 棺に近づく

ひとらんらん

オス、マン?

ゆっくりと振り替える 彼の瞳には

蒼い炎が揺れていた

オスマン

『ありがとう』

声は聞こえなかったが 確かにそういっていた

そのあと彼は膝から崩れ落ちた

ひとらんらん

オスマン!

グルッペン

大丈夫か⁉️

オスマン

俺はオスマンに駆け寄った

だか気絶しているだけで おそらく、憑かれたからだろうと 安堵する

グルッペン

開ける、か?

グルッペンは棺を指差し、言う

ひとらんらん

いや、いいよ

俺には開ける勇気はない その意を込めて言う

グルッペン

だか、見つけて欲しかった
みたいだぞ

ひとらんらん

…開ける?

グルッペン

どちらでも

ひとらんらん

…そう言うなら

二人がかりでお札を外して ふたを開ける

そこには

そこには、あの少女が ミイラになって入っていた

ひとらんらん

!っ

よほど無念だったのだろうか

恐る恐る手で触れようとすると

グルッペン

やめておけ

ひとらんらん

…分かった

そのあと、警察を呼んで 周囲を探った

すると、奥の方に扉が見つかった

ひとらんらん

何これ

扉は楔で打ち付けられており

俺達はそれを力ずくで外して入る

扉を開けると、 同じような部屋が広がる

だが明らかに異様だ

俺達は絶句する

部屋の真ん中に箱が置いてある

まがまがしい箱が

そのせいか 部屋には淀んだ空気がたゆっていた

グルッペン

…やばいな

ひとらんらん

ここまで来たら開けるよ、俺は

グルッペン

俺も賛成だ

グルッペン

後悔するなよ

俺の額を冷や汗が伝う

そして二人で箱に近づく

ふたを開けるとそこには

そこには

一つの眼球が入っていた

ひとらんらん

ひっ

グルッペン

うわっ

思わずのけぞる

そこでやっと分かった

少女が片目を隠していた理由が

この瞳は彼女のだ

蒼い

この瞳は

ひとらんらん

…よっぽど悔しかったんだ

グルッペン

かわいそうに

グルッペン

成仏してくれると良いな

ひとらんらん

だね

ウーウーと、場違いなサイレンが 鳴り響く

いや、場違いでもないか

取り敢えず出口に向かう

今はオスマンとグルッペンととあるところに来ている

そのあとは 警察の人に色々と事後処理? をしてもらった

まだ、俺はあれが夢 だったかもしれないと

そう思えてしかたがない

ただ、一つだけ言えることがある

あの少女がいなければここに 俺はいなかったかもしれない と言うこと

あの少女が本当に居たのならば せめて

来世は楽しい人生を生きてほしいと言うこと

そう考えながら一つの墓の前で 立ち止まる

グルッペン

成仏してくれているだろうか

オスマン

してるよ

オスマン

だって、夢でいってくれた

オスマン

『ありがとう』って

オスマンはあの後 夢で少女に言われたらしい

ひとらんらん

だね

お墓参りをすませて その場を立ち去る

??

また、来世

ひとらんらん

背中を向けたときそう いわれた気がした

オスマン

置いていくよ~

グルッペン

どうした?

ひとらんらん

…いや、何でもない ニコッ

グルッペン

そうか

『__名もなき少女はここに眠る』

~fin~

猫又(主)

はい!と言うことで

グルッペン

なっっが

オスマン

分けないめぅ?

ひとらんらん

260ごえ…うわあ

猫又(主)

しゃーねーだろ!

猫又(主)

どこで分けたら
良いかわからなかったんだよ!

グルッペン

キレるなよ

ひとらんらん

まあまあ

オスマン

番外編は…?

猫又(主)

出せたら出す

ひとらんらん

??

ひとらんらん

短編集だよね?ここ?

猫又(主)

ああ

グルッペン

ホラー?

猫又(主)

一応

オスマン

ホラー?→感動?

猫又(主)

そこは?つけんなよ

オスマン

捉え方によるから

ひとらんらん

猫又はそのつもりらしい

猫又(主)

そのつもりやで~

グルッペン

まあ、これからもよろしくな

猫又(主)

なんだ?

グルッペン

フォロバしないでくれよ

猫又(主)

あのなぁ

グルッペン

猫又(主)

俺の台詞とんなぁ!

オスマン

まあ

ひとらんらん

あの二人はおいておいて

バイルナ!

猫又(主)

あ、

グルッペン

ww

猫又(主)

これからもよろしくな!

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