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猫又
luna
luna
猫又
猫又
猫又
luna
luna
猫又
猫又
luna
luna
luna
猫又
luna
猫又
ある廃れた町の学校で 月夜にピアノが静かに鳴り響く
貴方は、それを不思議に思い 近づいていきます
曲は月光、なぜだろうか 何かあったのか
誰かを憐れむようなその曲は 貴方にはそれが鎮魂歌のように 聞こえた
元々はこんな曲ではなかった そう思えるほど気持ちがこもっているその曲は
鳴り止むことなく響くその曲に 貴方は心を奪われます
貴方は、音の方に近づいていきます
廃学校の三階に
??
そこには、彼がいました 貴方の恐らく知らない人でしょう
貴方はゆっくりと首をふる
だって貴方は 『気がついたらここにいた』 のだから
??
??
??
??
『グルッペン』と名乗った彼に なぜか貴方は懐かしい思い を抱きました
貴方はその曲はなんですか? と、聞きます
グルッペン
どうやら、彼の友人が 亡くなってしまったよう
貴方が最初に思った鎮魂歌のようだ、というのは間違いではなかったみたいです
グルッペン
グルッペン
貴方はまた、不思議に思います
彼は物凄くピアノが上手です なのになぜ弾けないのでしょう
グルッペン
そういってまた、月光を弾きだします
喋りながらなめらかに 弾いているのに、器用だなと、 そう思いながら彼の話に 聞き入ります
グルッペン
グルッペン
そういって彼_グルッペンは 話を始めます
彼女とは12、3年前に会ってから 会っていなかったんだ
まあ、名前ももう覚えてない
彼女は、ここにふらっと現れては 俺とピアノを弾いていた
元々は彼女が弾いていたんだ
それを、俺が見つけて知り合った
だから初め、名前も知らなかった
こっそり会って弾くピアノは なかなか面白かったぞ
そこで、一度話を切って また始める
彼女は住んでいる所に 不思議な風習があった
それは、一定周期で誰かが悪霊に憑かれると言う伝承から来ている
そういいながら彼の顔は険しいものに変わった
彼の月光をバックにグルッペンの言う彼女の昔話は続く
悪霊に憑かれた人は、 笑いながら叩かれる
何でも、笑うことでこちらは余裕だと言うことをアピールして
叩いて追い出すんだそうだ
だが、悪霊が強いと追い出せない これで町人はどうしたと思う?
悪霊が出ていくまで もしくはその人が死ぬまで
殴り続けたんだ
最初はそんなひどくなかった
本当にほほを叩く、とかだった
けど、それでは戻らない人が出てきた
ああ、戻らないって言うのは食べ物の好みとかな
悪霊なんて居るわけないのに
ただ好みとかがかわっただけで、 叩かれる
貴方は彼が淡々と話す内容に 背筋が凍ります
ですがそれと同時に 自分はこれを聞いていなければならない
そんなことも思います
彼は、淡々と続きを話す
その様子からはわざとなのか気持ちが読み取れません
貴方は彼の話に耳を傾ける
まあ、俺は彼女と会って3?年後ぐらいに引っ越してしまって
そのあと1年ぐらい文通をしていた
ずっとしていたんだ
だがいきなり連絡が途絶えてしまってな
不思議に思ったんだが
仕方ない、家の事情だろう そう思っていた
そのあとは何回か手紙を送ったが 返事はなくてな
だんだんと疎遠になった
なんとなく分かってた
伝承や、風習の餌食になったんだろうって
まあ、認めたくなかったがな
それから、いまだな
いまの友人二人がここの近くで行方不明になった
周囲で乗り捨てられた車を発見してわかった
そのとき俺は怖かったよ
また、あいつみたいに連絡が途絶えてしまって
消えてしまうんだって
いまだにあの風習が生きてるんだと
車を発見したあとは すぐに警察に連絡したぞ
車を発見してから二日ぐらいたったあと
走ってくる人影があってな 友人だった
目の前で倒れたんで吃驚したが 気を失ったみたいだった
起きてから話を聞いたら 俺の昔の友人_彼女に、にている人に助けてもらったらしい
友人には言わず 助けてもらった少女を探すと言う名目で彼女を探した
詳細は省かせてもらうが 彼女は見つかったよ
遺体となってな
ミイラになってたぞ 俺はなにもできなかった
だから、せめて彼女が好きだった月光を弾いていたんだ
そこで彼の話は終わる
グルッペン
貴方は、彼に違和感を感じています
なぜ、初対面の貴方にこんな話をしたのか
話では、彼は友人に 行方不明だった彼女の事を話していない
その事を問うと彼は、笑みを浮かべる
グルッペン
彼がいった通り貴方には記憶がありません
なぜわかったのか、貴方はまた問います
グルッペン
『シェーム』
シェーム
シェームと呼ばれた貴方は なにかを思い出したように彼に顔を向けます
グルッペン
グルッペン
シェーム
シェーム
シェーム
ありがとう
さようなら
貴方は満面の笑みで旅立ちます
彼の手が決して届かないところへ
ずっと、彼や彼の仲間を見守るために
貴方がいなくなったあと彼は また月光を弾きだします
ただし、今度は堂々とした彼の 性格がよくでています
グルッペン
グルッペン
彼はそういってニヤリと笑う
グルッペン
おや?どうやら、彼には貴方が何処にいるか大体わかっているようです
貴方が近くで見守っていることに
このあと、貴方はどうしたでしょう
それは私が決めることではありません
読者の貴方たちが決めてください
さすれば、この物語は意味をなします
このあと、静かに見守るのも 彼の前に姿を見せるのも
貴女たちの自由です
『_名もなき少女はここに眠る_』 過去編 ~fin~
猫又
グルッペン
luna
シェーム
猫又
luna
猫又
オスマン
猫又
luna
オスマン
ひとらんらん
オスマン
グルッペン
ひとらんらん
luna
猫又
オスマン
猫又
オスマン
猫又
げっ、やめてクレメンス
luna
はまったからね!
猫又
箱推しで特に四流、毒素、爛漫 推しだしね
luna
まあねw
ひとらんらん
オスマン
猫又
luna
グルッペン
シェーム
じゃあ
バイルナ❗️
猫又
luna
猫又