震える手で君に助けを求めた時から
歴史の針は進み続けている
こんな愚かな僕を
ねぇどうか罰して?
あの時見た「天使様」は
みんなの話す「天使様」
綺麗で美しくて
憧れの的
周り無理だと笑う中
「天使様」だけを見つめていた
ねぇ、でも
笑ってしまうほどに世界なんて残酷で
どうしようもなく救いもない
天使と相対する君が
まるで僕だけの天使に見えるまで
戦いが終わり
ここを離れるその瞬間
ゆらりゆらりと
陰った笑顔で
君は確かに笑って行った
コメント
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目を奪われてしまうほど「天使様」の姿は本当に綺麗だったんだろうな、っていうのが伝わってきた💭 そして最後の方の『陰った笑顔で』ってとこから少し不穏さがあって語り手の心情がグイッと読み手に届くような感じだった!!