出会いはどこにでもある。
学校にもあるし、 職場でもあるし、 SNSでもあるし、 そして
塾でもある。
田内先生
この塾に来だして今日で1週間だ。 田内先生の授業は正直退屈だ。
しんた
しんた
私
同じ学年の子に話かけられるのなんて 久しぶりだ。
しんた
私
しんた
しんた
私
しんた
田内先生
田内先生
しんた
しんた
周りから少し笑いが起こる。
田内先生
しんた
田内先生は授業を再開した
田内先生
しんた
私
正直、全然面白くない。
しんた
私
しんた
私
しんた
それから、彼に色んな話を聞かされた
彼女が欲しいだとか、 田内先生は絶対にナルシトだとか、 昨日スマホを落として画面が割れただとか
私
私
しんた
私
それから彼はこんな話をした、 確かにスマホは便利な道具だけど、 俺はそんなことよりも笑顔や、ジョークの方が便利な道具だと
しんた
私
「いい加減にしろよ!!」 田内先生に怒鳴られ、私達は黙った。
しんた
私達はたまたま帰る方向が同じで一緒に帰った。
私
しんた
私
しんた
私
しんた
私は話そうか悩んだ、 自分がいじめられていて、約半年学校に行ってない事を。
私
しんた
しんた
しんた
私
しんた
しんた
私
しんたが、私の事情を無理に聞かなかったこと。。 正直、少し助かった。
まだ、言い出したくない。。
しんた
私
しんた
私
しんた
私達は一緒にご飯を食べた。 本当に 本当に
楽しかった。
出会いから約半年が経った。
私は今日、彼に告白しようと決めてる
1ヶ月近く前、私がいじめについて話した日彼はこう言った
しんた
しんた
「その点、俺はカナのいい所知ってるぜ!! なんせ、よく食べるところだな!」
私
しんた
私
私は救われた。
確かに、笑いは便利な道具だ。 仲を深めるのにも、傷を癒すのにも。
私
しんた
私
しんた
私
風が吹く。
まるで私を、
私たちを
祝福してるみたいだ。
しんたが、交通事故にあって死んだ。
即死だったらしい。
私の時は止まった。
それは突然だった。
しんたの両親から手紙が届いた
「もうすこしで1ヶ月やな! ほんとにこの1ヶ月は幸せだった 俺はカナのことが大好きだ!! もし、辛いことがあっても必ず俺は支えるからな!! こんな俺をカナは好きカナ?笑」
私
私は泣いた。
久しぶりだ、1ヶ月ぶりに外に出た。
私
私は墓石の前に座る。
私
私は涙をタオルで吹いた。
私
私
私
私
どちらも、敵わない(叶わない)
しんた
しんたの声が聞こえた気がした
私
風が吹く。
私
私
コメント
44件
ええやん
太郎くん覚えてない?ひま部で繋がって結局さよならやった人!ゆゆ!
泣ける