すき　って　。

びーえる( あーる 🍐 )

ホスパロ

ホスト×会社員

桃×青 ｾﾒ×ｳｹ

アフタ ｰ が　終わって　帰って　来た　。

時間は　朝の　四時　。

頑張って　起きて　待ってて　居ても　、

君は　俺と　目を　合わせや　しない　。

知ってる　、　知ってるよ　。

もう　、　俺　なんて　好き　じゃないん　でしょ　。

こんな　つまんない　野郎　なんて　、

端　から　、　...　きょ ~ み　無かったん　でしょ　。

淡い　期待を　抱き　ながら　、

寝室に　向かう　。

だめだ　。　泣いちゃ　だめだ　。

彼が　守って　くれてる　もの　、

こわれちゃう　から　。

いつも　より　、　二時間　遅い　帰宅　。

どうせ　彼は　居ない　。

薄手の　、　夏向けの　ス ｰ ツ　。

秋　だからと　油断　して　いた　。

女の　人と　歩いてる　。

邪魔　しない　。　あれは　仕事　。

寒い　から　長袖に　しようと　思った　のに　。

サイズが　合わなく　なってて　、　着れ　なかった　。

もう　、　飽きちゃった　かな　。

そう　だよね　...

最近　、　すき　って　言って　くれない　もん　。

ホストの　ないこと　一般人の　俺　。

しかも　可愛げも　ない　、　大して　家事も　出来ない　。

ほんとに　、　俺は　ないこの　彼女　なん　だろうか　...

いつも　なら　出迎えて　くれる　君が　、

今日は　居なかった　。

何か　あったん　じゃないか　って　、

少し　不安に　なって　。

足早に　彼の　寝室へ　向かった　。

すよすよ　、　と　寝息を　立てて　寝ている　。

特に　なにも　無さそうだ　。

ねぇ　、　もう　一回　だけ　、

すき　、　って　...　言ってよ　。

...　なんて　望む　のも　、　我儘　だな　...

やだな　、　行きたく　ないな　...

...　そうだ　、

会社　でも　、　ないこ　にも　、　必要と　されない　なら　、

もう　いっそ　、　...　死んでも　いいん　じゃないの　？

台所に　ある　包丁を　手に　取る　。

ごめんね　、　ないこ　。

俺　なんかが　彼女で　...　ごめんね　。

もっと　いい人　、　居る　筈　だから　...

刃が　、　首に　触れる　。

やっと　、　楽に　なれるん　だから　...

包丁を　首に　当てて　、

死のうと　してた　彼女　。

忘れ物を　取りに　帰って　良かった　。

あぁ　、　ごめん　、　ごめんね　。

知らない　間に　...

まろの　こと　、　沢山　傷付けたん　だね　。

構え　なくて　ごめんね　。

仕事　仕事　って　...

まろの　ご飯も　食べて　あげなかった　。

家事　下手な　まろが　、　頑張って　くれてた　のに　。

少し　だけ　、　少し　だけ　貴方を　悲しませた　。

このことは　きっと　...　この先も　忘れない　。

これからは　、　沢山　た ~ っくさん　、

だいすき　って　...　伝える　からね　。

*~ fin ~*