それから僕は、何回も何回も同じ時間を繰り返した。

1人と3人、と明確でないルール説明だったことから、分けられた通りの人以外を殺したりしてみた。

それでも繰り返された。

そして、繰り返すうちに…

引き金は軽くなっていった

プシュー……

その時、何かのガスが吹き出した。

おそらくこれで最後だ

覚悟は出来ている

放送が聞こえた。

目を覚ますと、案の定、全員がバラバラに居た。

ピッ

タイマーが起動した音だ。

バンバン

僕はタイマー起動と同時に誰もいない方向へ銃を2発放った。

バンッ

結太は死亡した。

カチャ

鍵が開いた

4人は出ていった。

『ムスカリ』──