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猫又
猫又
いつものように町を散策(パトロール) する
ロボロ
ずっとあるいていくと骨董店が目に入った
こじんまりとした店だったが色々取り扱っておりつい、見入っていた
そのなかでも目を引いたのが一つの笛
細かい細工があり、一つだけ異色だった
ロボロ
店主
ロボロ
店主
店主
店主がそういった笛
説明を聞くとどうやら持ち主が死ぬらしい
あほらし、よくあるやつなん
まあ、危なかったらどうせ没収や
せっかくやから買お
そんなことを思い
ロボロ
店主
買った笛を受け取って散策を続ける
一通り散策を終えて城へ帰る
城の門へはいるときにふと思い出した
そういや笛を買ったな
近くの丘にいって吹いてみようか
丘で笛を手に取り、息を吹き込む
高く、綺麗な音が鳴る
そして、その音に合わせ景色が変わっていく
気が付くと俺は武士のような服装になっていた
ロボロ
髪は長くなり、乱雑にくくってある
俺は動こうとした
だが動けない
俺の体でないようだ
一つの情報として俺はここの武士、しかも結構有名らしい
白昼夢のようだ、誰かの記憶に同調しているのだろうか
分からないことだらけだ
白刃
俺の口が開いて言葉を発す
ロボロ
確か笛の名のはずだ
ロボロ
白刃
白刃
ロボロ
白刃
ロボロ
矢継ぎ早に聞く
白刃
白刃
いつの時代だろうか?
二人共、腰に刀を差している
ひとらんのいた国だろう
そう考えているうちに二人で笛を吹くことになっていた
白刃が吹き初めると俺が合わせるように吹く
綺麗な音色だ
そうやって夕方まで二人で話したり、笛を吹いていた
そして次の日、また次の日と白刃と遊んだ
長い白昼夢だ
一週間ぐらいの時が過ぎた
すると、今回は白刃がもういた
白刃
そういわれた瞬間に、視界が赤く染まる
腹を刺されたようだ
だけど俺に痛みはない
記憶では、白刃に裏切られたみたいだ
赤く染まる視界に写ったのは涙を流す白刃
無理矢理裏切らせられたのだろうか
そこでカットが切れる
最後に見えたカットは
血に濡れた一つの笛と、側に添えられた白刃が持っていた笛
そこでふと思った
白刃の笛は何でないんだ?
考えがはかどっていたのに白昼夢が終わってしまう
白昼夢の景色は、塵になってきえていった
気が付くともとの風景に戻っていた
この日はこれで終わった
俺は特に何も思わず丘を立ち去る
シャオロン視点
その頃…
俺は巡回で不思議なものを見つけた
それは、道の端に転がっており
嫌でも目を引いた
それは、笛
細かな細工があり綺麗だった
俺は何となくそれを拾おうとした
俺の手が笛に触れた瞬間映像が流れ込んできた
まるで、時代劇のような所での仲間を裏切らなければいけなかった悲しい出来事
そのあと、この笛を拾った人は大切な人をなくしていて
大切な人も、笛を持っていること
ずっと、ずっと歴史が繰り返している
何十回、何百回と
なら、次犠牲になるのは?
一番に思い浮かんだのはいつも朗々とした声で状況を伝えてくれる相棒だった
笛なら、彼の可能性がある
やばいと思い通信をいれる
ロボロ
シャオロン
動揺を見せないよう落ち着いて問いかける
ロボロ
ロボロ
シャオロン
そう言いながら丘に向かって走り出した
丘に行くと彼はいた
そして、後ろでなにか光っていたのも気付いた
シャオロン
ロボロ
俺は思いっきりロボロを突き飛ばす
いや、そうしようとした
バンッ
無慈悲な音が鳴り響く
彼から真っ赤な花が咲く
振り返ったロボロの瞳は驚きに揺れていた
そして、歴史は繰り返す ~fin~
猫又
luna
luna
猫又
猫又
luna
俺はロボロを突き飛ばした
ロボロ
すぐさま銃で敵を撃ち抜く
シャオロン
ロボロ
説明をするため笛を出す
ロボロ
ロボロ
どうやらなにか知っているようだ
城へ帰る道中に話を聞く事にした
その後…
ロボロからあのあと事情を聞いた
その後グルッペンに報告をして
休みをもらった
今日は、ロボロと丘に行く
丘にて、二人の笛の音が鳴り響く
俺だって笛ぐらい吹けるから
供養のつもりだ
そのあと、二人で笛を置いて丘を去る
??視点
??
猫又
luna
猫又
luna
猫又
バイルナ❗️