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八百万百
お祖母様？この洗濯物はここでよろしくて？
八百万・祖母
ええ、よろしくねぇ…
A組2人目の問題を解決した八百万百は最近引っ越した祖父母の家でお手伝いをしていた
八百万百
（こういう質素な部屋も落ち着きますわね…）
八百万・祖母
全く…あいつらは反省しているのかね
あいつらとは私の両親のことだ
八百万百
別に反省していようがいないが私の生活に支障はないのですがね笑
八百万・祖父
自分の娘に何やってんだ
祖父母はあの出来事を未だに忘れないらしい
八百万百
もう大丈夫ですわ笑
八百万・祖母
百は偉いねぇ…お駄賃あげよう、友達と食べに行ってきなさい
八百万百
ありがとうございます！！
芦戸さんや耳郎さんを誘ってご飯でも行こうかしら…！
八百万・祖父
百
八百万百
はい
八百万・祖父
学校はどうだい
八百万百
とても楽しいです
八百万・祖母
あの親が捕まったのも百の担任の先生のおかげだろう？
八百万百
そうですわ
八百万・祖父
素晴らしい教師だなあ
八百万百
そうですわよね
八百万・祖母
どんな教師なんだい？
八百万百
…生徒のためならなんだってするっていう思いをお持ちの方ですわ。私達のためなら本当になんでもしますの。
八百万百
体を張ってまで私達を成長させてくれようとしていますわ
八百万・祖母
おお、いつか会ってみたいものだねえ
八百万百
そうですわね！
私は冬休み明けの3学期を楽しみに思った
切島鋭児郎
三奈ー！
芦戸三奈
鋭児郎！！
A組代表カップルでお馴染みの芦戸三奈と切島鋭児郎はちょうどこの日にデートの予定だ
芦戸三奈
あ！鋭児郎の服装なんかかっこよくなった？
切島鋭児郎
お、おう！ちょっと流行り？みてえなの入れてみた
芦戸三奈
おー！かっこい！似合ってる！
切島鋭児郎
バーカ褒めんな。三奈も似合ってんぞ
芦戸三奈
ありがと！！
切島鋭児郎
んじゃ行くか！
いや羨ましいなおい
芦戸三奈
ねえ鋭児郎？
切島鋭児郎
ん？
芦戸三奈
私達さ四葉先生の生徒じゃなかったら結ばれてなかったよね
切島鋭児郎
…だな
芦戸三奈
奇跡、だよね
切島鋭児郎
なんだ急に笑
芦戸三奈
なーんか夜景を見て切ない感じにになっただけでーす
切島鋭児郎
…三奈は何も考えずに俺と一緒に生きていればいい
芦戸三奈
…！
切島鋭児郎
お前が道に迷っていたら見つけ出して導き出す。そのために俺はいる
芦戸三奈
…な、なに、！カッコつけちゃって、！
切島鋭児郎
ははっ！いいだろこんときぐれえ
芦戸三奈
どんな時だよ…
切島鋭児郎
でもまあ元はと言えば俺らが幼馴染みじゃなかったらここまで来てなかった、だろ？
芦戸三奈
…だねw
切島鋭児郎
三奈
芦戸三奈
ん？
切島鋭児郎
大好きだぜﾆｶｯ
芦戸三奈
うん！！
暗くて見えなかったけど鋭児郎はきっと顔を赤くして言っていたと思うんだ
シンプルに切島くんみたいな彼氏欲しくね？
如月四葉
…
如月三葉
…
私達は冬休みという1週間の休みを設けてもらい父と母のお墓に行くことになった
如月三葉
…母さんたち元気かな
私の両親は私が中学3年生の頃に突然の事故で亡くした
如月四葉
きっと元気だよ
如月三葉
…だな。まあでも
如月四葉
…？
如月三葉
母さんたちの死がお前の将来を生み出したよな
如月四葉
悪い言い方だね
如月三葉
悪い悪い。母さんたちの死がきっかけに四葉は動き出したよな
如月四葉
…私じゃないよ、…相澤先生のおかげ
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