STORY10
4F 3A教室
マキノ
マキノ
今なら、、。
ジュリとサクマの食料を奪える…。
教室には誰もいないし、皆シャワーを浴びに行ってる…。
マキノ
足を怪我したけど、
これで安全、
当分、物資の調達に行く必要も無い。
マキノ
私の作戦は崩れる。
欲に、負けちゃいけない…。
4F 娯楽室
タケル シュウ アキト
シュッ!
タケルとシュウでダーツを楽しむ。
シュウは少しはっちゃけいるがタケルは普段のクールな姿で落ち着いていた。
シュウ
タケル
シュウ
タケル
タケルは微笑しダーツを投げた。
綺麗に真ん中に見事刺さりシュウが口をすぼめて【やるじゃねーか!】とタケルの肩を組んだ。
その様子をじーっと眺めるのはアキトだ。
アキト
シュウ
アキト
アキトは、若干俯いて少し小さな声で言う。
アキト
シュウ
考えられるのは一つ
朝のターンになる直前に機械獣が異次元空間を通って居なくなる時に死体も血も処理され元の校内の姿に戻る。
非現実的な事に思えるが、今の世界じゃ不可能ではない。
何だって、超能力のような力をもつ人間だって存在するのだから。
タケル
タケルはアキトの隣に座り左腕をアキトの肩に回し自身の肩にアキトの頭をそっと乗せるようにした。
アキト
タケル
シュウ
シュウは、和んだ目で二人の様子を見て微笑みながらそれとなく理由をつけて席を外した。
2F (別館)
家庭科室
サナエ カズハ
カズハ
サナエ
シャワーを浴びる事ができないマキノの為に少しでも清潔に居られるようにと家庭科室で無地ではあるがワンピースを縫うサナエ
カズハ
サナエ
カズハ
そっと、後ろからサナエがワンピースを縫う姿を見学するカズハ
夢もなく将来に浮浪していたカズハだが、サナエの女の子らしい可愛さと清楚に惹かれつつあった。
サナエ
カズハ
サナエ
サナエに腕をひかれてそっと椅子に座らせるカズハ、サナエがそっとカズハの手に自分の手を添えた。
サナエ
カズハ
カズハの初めての夢の第1歩であった。
少々、自由な朝の時間を過ごした昨晩生き残った八人の男女
タケルの提案により、夜のターンになる1時間前は全員で一度会議を開くことになっていた。
4F 3A教室
全員
ジュリ
サクマ
ジュリ
ジュリとサクマは、一先ず本館の1Fを徹底的に捜索し物資の調達は次いでとして脱出スポットの探索を行う。
サナエ
カズハ
マキノ
マキノは計画通り、待機。
サナエとカズハは、本館の3Fを物資調達する事になった。
タケル
シュウ
アキト
タケル
アキト
タケルは、アキトの肩に手を置いた。
本来は危険を伴う場所へアキトを行かせたくないことが本心であったがアキトの気持ちも考えて言葉を選ぶ。
タケル
と、。
アキトは、自分が認められたような気がし笑顔で頷く、その様子を見てタケルやシュウも何処か覚悟した様子だった。
タケル
シュウ
タケル
シュウ
タケル
シュウ
いつも、俺にボールを繋いでくれたのはシュウだ。
敵からボールを奪い取り、風のように敵を抜き去り俺へパスでボールを繋いでくれる。
シュウがいるから俺はゴールにシュートを打つ事が出来た。
バスケの他にもシュウが居るから俺は笑えた。
シュウ
タケル
悪夢の【夜のターン】が始まる。
コメント
5件
アキトくん好き←
(ん…?まてよ…?話が繋がってる?って言うのかな?超能力の力を持った人間が存在するって…) あ、続き待ってます!