STORY11
【夜のターン】
2F(本館) 1年普通教室(A組)
シュウ
タケル
シュウ
タケル
シュウ
タケル
シュウ
タケル
タケルは、少し顔を赤らめながらも物資を調達する事に集中した。
シュウはそんなタケルを見ながらいたずらな顔でにやにやと笑った。
シュウ
ぴぎゃぁっ!
シュウ
タケル
シュウ
タケル
シュウ
3F(本館) LL教室
アキト サナエ カズハ
カズハ
サナエ
アキト
慎重に調達を進める三人、3Fという事もあってかあまり多くの物資は無かったがそれでも3人が間食できる程度の量はあった。
カズハ
サナエ
カズハ
サナエ
アキトはサナエの根性に尊敬を抱いた。アキトもなるべく多く調達したい気持ちは山々だが昨晩の機械獣との遭遇の恐怖が頭から離れていないのだ。
書道室
アキト
カズハ
サナエ
シュルルル!
ぺちゃっ!
ギュイ!
サナエ
サナエの腕に巻きついたのは奇妙な舌の様なものだった。
サナエ
アキト
カズハ
サナエ
サナエの腕を引くのはカメレオンのような機械獣、アキトは咄嗟に護身用として装備してきた刃物でそのカメレオンの舌を裂いた!
カズハ
アキト
サナエ
サナエは、起き上がりカズハとアキトと共にLL教室を出て安全地帯の3A教室を目指す。
はぁ、はぁ、はぁ、
ガランッ
ドクドクドク
ドクドクドク!
ドクドクドク!!
ジュリ
サクマ
1F(本館)
生徒会室
ジュリ サクマ
ジュリ
サクマ
ジュリ
サクマ
ジュリ
ドクドクドク
ドクドクドク!!
ガラッ!
虎の機械獣は、前足を使い器用に扉を開けた。
サクマ
ジュリ
スっ、、、スっ、、。
ゴクリ…。
サクマ
ジュリ
ギロ!!
姿はバレルも無事に機械獣から抜け出す。
だが、咄嗟に機械獣も反応し2人の後を追った!
サクマ
ジュリ
【1Fの探索は続行不可能…】
ジュリとサクマは階段を駆け上がると機械獣は後を追って来なかった。
ジュリ
ピピピ!
サクマ
ジュリの肩に乗っかたのは階段に潜んでいた蜘蛛型の機械獣、
ジュリ
サクマ
BAN!
3F 本館廊下
アキト、サナエ、カズハ
サナエ
4Fへの階段を目ざす3人の目の前に現れるのはふたつの黒い影、目を凝らしてみるとそれは2匹のハイエナ型の機械獣だった。
カズハ
アキト
カズハ
サナエ
三人は後戻りをし走り出す。だが、戻った先にはカメレオン型の機械獣がいた。
サナエ
アキト
たかが、カメレオンかもしれないが体の大きさは人間並の大きさで作られている。
相手が機会な為でどれほどの力があるか分からないがサナエは、あのカメレオンの力がとてつもない事は知っていた。
だが、止まればハイエナの機械獣に噛み殺されるのは目に見えている走るしかない。
アキト
2F
シュウ
タケル
タケル
シュウ
そう、信じる事しかできない。
3F アキトside
目の前にはカメレオンの機械獣、、。
アキトが二人に掛けた声は【跳べ!】その二文字だけだった。
アキト
カメレオンの機械獣の真上を跳び越えた。それに続いてカズハも、だがサナエは跳び越える時に脚が一瞬竦んだ。
カズハ
アキト
アキトがサナエを助けに戻ろうとするがカズハが止めた。
よく見ると、サナエの後ろに黒い影がもう迫っていたのだ。
カメレオンの機械獣がいても居なくても、ハイエナの機械獣に追いつかれていた。
結局、誰かが死んでいた。
それならば、、、
カズハ
アキト
カズハ
カズハ
カズハ
アキト
アキトは目に涙を浮かべてカズハに腕を引っ張られる。
アキト
【役目を果たせなかった】
タケルに……二人を守るように任されたのに
アキト
守れなかった。
サナエ
ガァルルルルルル!
サナエ
痛い!!
きゃァァっ!!
きゃぁぁぁ!!!
あがっ
あっ、、あっ
ぁぁぁああああああ!!
バキバキッ
バギッ!!
アキト
カズハ
二人は必死に苦しみから逃れようとした。
アキト
カズハ
二人の目から涙が零れる。
サナエ死亡
残り7人
コメント
2件
また1人…(´;ω;`) 効果音的なのがやばい…😅 タケルさんとシュウさん、いいペアだと思う、俺的に、 続き待ってます!