午後17時
志賀高原ホテル
生徒一同は 小雪、肝月に先導され ロビーに集まっていた
常盤小雪
部屋に入ってもらいます!
常盤小雪
18時30分までは
自由行動とします
肝月先生
肝月先生
宿泊されてる
方々もいらっしゃる!
肝月先生
肝月先生
だという自覚を持って
行動するように
常盤小雪
説明があると思いますが
常盤小雪
15時から21時までですが
常盤小雪
21時の間だけの
利用になります!
常盤小雪
済ませるように!
常盤小雪
自分勝手な行動は
慎むように
常盤小雪
行ってください!
ホテル 室内
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
長いんだよなぁ
揚羽凛太郎
コンコン
揚羽凛太郎
和久井龍也
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
消灯前とかじゃね?
揚羽凛太郎
ガチャ
揚羽凛太郎
姫川美咲
日向奏星
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
姫川美咲
夕食まで時間あるじゃん?
揚羽凛太郎
姫川美咲
ホテル探索しないかなぁ
と思って・・・
和久井龍也
和久井龍也
ゆっくりしてよーぜ
姫川美咲
そーですか!そーですか!
姫川美咲
誘いを無碍にする訳ね!
姫川美咲
姫川美咲
勝手に行ってきます!
姫川美咲
ね?和久井くん!
和久井龍也
姫川美咲
姫川美咲
放っておいて
姫川美咲
揚羽凛太郎
日向奏星
疲れてるみたいだしね!
和久井龍也
行くよ!行くから!
売店
売店エリアには こじんまりとした コンビニエンスストアがあり
有名メーカーの お菓子からカップ麺 などから陳列されており
長野のお土産のお菓子など さまざまな商品が 取り揃えてられている
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
姫川美咲
買っておこうかな
姫川美咲
ね?奏星!
日向奏星
和久井龍也
お菓子も食うのか?
和久井龍也
姫川美咲
和久井龍也
日向奏星
レストラン
レストランでは 従業員が慌ただしく 夕食の準備をしていた
和久井龍也
みてーだな
揚羽凛太郎
姫川美咲
姫川美咲
日向奏星
ビュッフェみたいだね
ロビーフロア
ロビーには 二人がけのソファが複数 並べられており
壁には フリーWi-Fiと書かれた プレートが貼り付けてある
揚羽凛太郎
多目的って感じだな
和久井龍也
あるらしいぜ!
日向奏星
無いんだったよね?
姫川美咲
有難いんだけどなぁ
揚羽凛太郎
言ってらんねーだろ
揚羽凛太郎
マシじゃね?
姫川美咲
面白そうなのは
無いっぽいね
姫川美咲
面白かったのになぁ
揚羽凛太郎
使うようなホテルだからな
日向奏星
ゲーセンとかあるホテル
選ばないだろうし
和久井龍也
外観
凛太郎たちは 外の景色を眺めていた
揚羽凛太郎
雪降ってんのか!
日向奏星
寒いと思った
外に出ると 雪がパラパラと降っており
地面にはうっすらと 雪が積もっていた
和久井龍也
ホテルの真後ろって
ゲレンデなんだな!
龍也がホテルの真後ろに広がる ゲレンデを指差した
揚羽凛太郎
和久井龍也
揚羽凛太郎
日向奏星
姫川美咲
日向奏星
姫川美咲
和久井龍也
和久井龍也
教えてくれっから!
揚羽凛太郎
そう言えるんだよ
和久井龍也
分かんねーだろ?
揚羽凛太郎
日向奏星
夕食の時間じゃない?
揚羽凛太郎
奏星の言葉に凛太郎は 驚いたように スマホで時間を確認する
揚羽凛太郎
和久井龍也
姫川美咲
4人は慌てて レストランに向かう
午後18時26分
レストラン
凛太郎たちがレストランに 到着した頃には
すでに大半の生徒が 椅子に座っており
さまざまな料理が 厨房側のテーブルに 並べられていた
揚羽凛太郎
日向奏星
日向奏星
テンション上がるよね
揚羽凛太郎
常盤小雪
常盤小雪
姫川美咲
和久井龍也
それから皆は レストランの料理に舌鼓を打つ
揚羽凛太郎
美味そうだな!
揚羽凛太郎
日向奏星
日向奏星
隣だったかな?
揚羽凛太郎
日向奏星
食べてみたら?
日向奏星
取りに行けばいいじゃん
揚羽凛太郎
日向奏星
揚羽凛太郎
すげー上手い!
揚羽凛太郎
日向奏星
全部食べてから
行けばいいじゃん!
日向奏星
しちゃっても知らないよ?
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
しれないだろ?
揚羽凛太郎
食うか食われるかの
戦争なんだから!
揚羽凛太郎
日向奏星
午後19時
揚羽凛太郎
日向奏星
食べすぎたかも
揚羽凛太郎
食べすぎちゃうよな
日向奏星
すぎちゃった
日向奏星
揚羽凛太郎
自分許しても
罰は当たんないだろ
揚羽凛太郎
チートデイ!
和久井龍也
明後日も
和久井龍也
食うんだけどな
姫川美咲
美咲は龍也の頭に拳骨をする
和久井龍也
揚羽凛太郎
和久井龍也
午後19時45分
各自、大浴場での入浴を済ませ 自室へ戻っていた
揚羽凛太郎
20時かぁ〜
揚羽凛太郎
な気がすんなぁ
和久井龍也
ピロン
凛太郎のLIME通知音が鳴る
揚羽凛太郎
誰からだろ
奏
軽く外歩きたいなぁと
思ってるんだけど
付き合ってくれないかな?
リン
奏
なら先にロビーに行って
待ってるね!
リン
揚羽凛太郎
和久井龍也
揚羽凛太郎
外歩きたいんだってさ
揚羽凛太郎
付き合ってくる!
和久井龍也
和久井龍也
戻ってこいよ
和久井龍也
揚羽凛太郎
午後20時
ロビーのソファには すでに奏星の姿があった
揚羽凛太郎
おまたせ!
日向奏星
日向奏星
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
食べすぎちゃったし!
ちょうど良かったよ!
日向奏星
揚羽凛太郎
日向奏星
龍也くんと居るかな?)
ピロン
和久井龍也
LIMEの通知音が鳴り 龍也はスマホを手に取る
和久井龍也
和久井龍也
ミサ
タツヤ
どうかした?
ミサ
いいかな?ダメ?
タツヤ
見つかるなよ?
あーだこーだ言われるから
ミサ
するから!
なら今から行くね!
タツヤ
ガチャ
和久井龍也
姫川美咲
和久井龍也
入れよ!
姫川美咲
美咲は龍也の背中に抱きつく
和久井龍也
姫川美咲
和久井龍也
姫川美咲
なりたかったの
和久井龍也
和久井龍也
座れって!な?
姫川美咲
龍也は背中にしがみつく美咲を ソファに座るように促す
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
冷えるな・・・
日向奏星
座らない?
揚羽凛太郎
なかったっけ?
日向奏星
もう少し歩くっ!
揚羽凛太郎
ちょっと休憩しようぜ!
凛太郎と奏星は ベンチに腰を下ろす
日向奏星
凛くんのお母さんって
今月帰国するんだよね?
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
帰ってくるらしい
日向奏星
金曜日?
揚羽凛太郎
日向奏星
もうすぐじゃん!
日向奏星
揚羽凛太郎
一人暮らしを満喫
したかったんだけどな
日向奏星
日向奏星
その事伝えた?
揚羽凛太郎
言ってなかった!
揚羽凛太郎
忘れてたわ!
日向奏星
ダメだよ?
龍也と美咲は 一言も言葉を発さず ソファに横並びに座る
和久井龍也
姫川美咲
姫川美咲
和久井龍也
姫川美咲
キョロキョロしてんの?
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
姫川美咲
なんか無いじゃん!
和久井龍也
姫川美咲
和久井龍也
姫川美咲
二人きりに
なりたかったか
姫川美咲
和久井龍也
美咲は龍也のふとももに そっと手のひらで触れる
和久井龍也
姫川美咲
姫川美咲
和久井龍也
和久井龍也
姫川美咲
言わせるの?
美咲の手は ふとももから徐々に 龍也の股間へと動いていく
和久井龍也
和久井龍也
姫川美咲
美咲は龍也の 股間に釘付けになる
龍也の”それ”が、先ほどよりも 明らかに肥大化していたからだ
和久井龍也
姫川美咲
和久井龍也
姫川美咲
時ってさぁ
姫川美咲
気分になってる時なの?
和久井龍也
姫川美咲
美咲は龍也の 肥大化した”それ”を指差す
和久井龍也
姫川美咲
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
姫川美咲
美咲は龍也の股の上に 体を向けた状態で 腰を下ろす
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
姫川美咲
和久井龍也
和久井龍也
約束したんだよ
姫川美咲
出てくるの?
和久井龍也
和久井龍也
S○Xするような
事になったら
和久井龍也
避妊しろって!
姫川美咲
和久井龍也
和久井龍也
持ってねぇから・・
姫川美咲
和久井龍也
姫川美咲
大丈夫なんだよね?
和久井龍也
和久井龍也
飲んでんのか?
姫川美咲
和久井龍也
龍也が全てを言い切る前に 美咲は龍也の前にしゃがみ込み
両手で龍也のズボンを下ろす
和久井龍也
和久井龍也
姫川美咲
姫川美咲
妊娠しなくない?
和久井龍也
問題じゃねーんだって!
姫川美咲
言わなくても・・
和久井龍也
そういう意味じゃなくて
和久井龍也
来たらどうすんだ!
って言いたいんだよ!
姫川美咲
らしいから
大丈夫じゃない?
和久井龍也
戻ってくる可能性も
姫川美咲
散歩中だもん・・
和久井龍也
姫川美咲
今がチャンス!)
姫川美咲
美咲は龍也のズボンを 無理矢理引っぺがす
和久井龍也
和久井龍也
姫川美咲
姫川美咲
和久井龍也
姫川美咲
和久井龍也
我慢してんだよ!
姫川美咲
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
姫川美咲
姫川美咲
龍也は美咲を抱きしめる
和久井龍也
和久井龍也
軽々しく考えたく無いんだ
姫川美咲
和久井龍也
訳じゃねーんだ
和久井龍也
言われっかも
しんねーけどさ
和久井龍也
大事にしてーんだよ
姫川美咲
姫川美咲
いいよね?
和久井龍也
ベッドに横たわる美咲に 龍也が覆いかぶさる
姫川美咲
和久井龍也
誰もいない ホテルの一室で
龍也と美咲は 激しく舌を絡ませる
姫川美咲
姫川美咲
和久井龍也
揚羽凛太郎
日向奏星
日向奏星
奏星は凛太郎に寄り添い 体を預ける
揚羽凛太郎
日向奏星
奏星は凛太郎の両頬を 両手で触り 凛太郎の顔を自らの方へ向ける
揚羽凛太郎
日向奏星
日向奏星
揚羽凛太郎
凍えるような寒さの中
火照った体の熱を 互いに感じ合いながら
二人は口付けを交わす
午後21時25分
ガチャ
奏星は自らの部屋のドアを開けた
姫川美咲
お帰り!
日向奏星
姫川美咲
日向奏星
姫川美咲
日向奏星
楽しかった
日向奏星
姫川美咲
キスしちゃった
日向奏星
日向奏星
姫川美咲
時を少し遡り
午後19時30分
日向奏星
姫川美咲
日向奏星
外にでも行こうかな?
姫川美咲
日向奏星
なりたいし
日向奏星
二人きりになりたくない?
姫川美咲
日向奏星
日向奏星
外に行くからさ
日向奏星
和久井くんの
部屋に行けばいいじゃん!
姫川美咲
日向奏星
姫川美咲
大胆な提案だね
日向奏星
姫川美咲
姫川美咲
姫川美咲
揚羽くんだけを
外に追いやってる
みたいで
姫川美咲
日向奏星
日向奏星
一緒に外歩こう!
とか誘えば
疑われないだろうから
姫川美咲
日向奏星
二人きりになれるし
日向奏星
二人きりになれる!
日向奏星
姫川美咲
午後22時
小雪と肝月による 各部屋を回った点呼も終わり 消灯の時刻になった
常盤小雪
出さないようにね?
和久井龍也
揚羽凛太郎
常盤小雪
明日に備えて
早く寝るようにね?
常盤小雪
スキーなんだから!
揚羽凛太郎
和久井龍也
常盤小雪
のかしらね?)
常盤小雪
常盤小雪
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
和久井龍也
揚羽凛太郎
スキーうまい奴は
和久井龍也
和久井龍也
小学生ん時の話だろ?
揚羽凛太郎
和久井龍也
筋力だって
違ってんだから
和久井龍也
心配すんなよ!
揚羽凛太郎
頑張ってみるよ!
和久井龍也
明日に備えて寝るか!
揚羽凛太郎
深夜0時30分
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
寝過ぎたな・・・
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
言われたけど
揚羽凛太郎
くらいなら
問題ないよな・・
ロビー
凛太郎がロビーに出ると 小雪と偶然に鉢合わせる
常盤小雪
常盤小雪
揚羽凛太郎
常盤小雪
揚羽凛太郎
こんな時間に
何やってんスか?
常盤小雪
不良生徒が
間違いを犯さないように
常盤小雪
揚羽凛太郎
人聞きが悪いなぁ
常盤小雪
どうしたの?
揚羽凛太郎
常盤小雪
揚羽凛太郎
ガッツリ寝たせいで
揚羽凛太郎
常盤小雪
揚羽凛太郎
常盤小雪
目を閉じてれば
眠くなるから!
常盤小雪
常盤小雪
揚羽凛太郎
常盤小雪
ちょっと座って!
常盤小雪
揚羽凛太郎
凛太郎は小雪に言われるがまま ソファに腰を下ろす
揚羽凛太郎
聞きたい事って?
常盤小雪
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
したんスか?
常盤小雪
常盤小雪
付き合ってるの?
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
常盤小雪
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
常盤小雪
付き合ってたんだ!
常盤小雪
抱き合ってたしね
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
見られてましたよね
揚羽凛太郎
聞きたい事っスか?
常盤小雪
揚羽凛太郎
それはもう大丈夫っスよ
揚羽凛太郎
には馴染んでるし
揚羽凛太郎
仲良いですから
揚羽凛太郎
変わりましたから
常盤小雪
常盤小雪
こうも早くクラスに
馴染んでくれるとはね
常盤小雪
常盤小雪
日向さんが学校に
登校してたった3ヶ月
常盤小雪
揚羽くんの協力が
あったからなのかな?
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
奏星に力を貸した
だけっスからね・・・
常盤小雪
惚れたのかな?
常盤小雪
揚羽凛太郎
常盤小雪
おごってない感じ?
常盤小雪
日向さんのために動く姿勢が
常盤小雪
掴んだのかしらね?
揚羽凛太郎
善意のつもり
だったのかもしれないです
常盤小雪
揚羽凛太郎
奏星に対して
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
だったのかもしれないです
揚羽凛太郎
してもらったあの日
常盤小雪
常盤小雪
途中で抜け出した日!
揚羽凛太郎
「あっ!俺って奏星の事
好きなんだ」って気づいて
常盤小雪
とかに優しくされたり
すると
常盤小雪
気持ちわかるわ
常盤小雪
日向さんはそれを
計算してたのかな?
常盤小雪
ありえないか
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
計算でやれるタイプじゃ
無いと思いますから
揚羽凛太郎
許可したんスか?
常盤小雪
揚羽凛太郎
聞きましたけど
揚羽凛太郎
奏星に教えたんスよね?
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
止めませんか?
常盤小雪
抜け出してるような
不良生徒だったら
常盤小雪
許可してないけど
常盤小雪
常盤小雪
気づいた時には
常盤小雪
後だったしね
揚羽凛太郎
常盤小雪
なんていうかな
常盤小雪
いいキッカケに
なればいいかな?
常盤小雪
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
なったんですけどね
常盤小雪
心配をする必要は
なさそうね
揚羽凛太郎
常盤小雪
安心したわ!
常盤小雪
常盤小雪
常盤小雪
部屋に戻りなさい!
揚羽凛太郎
常盤小雪
午前中は
常盤小雪
出かけるから
常盤小雪
肝月先生に言うのよ?
揚羽凛太郎
常盤小雪
揚羽凛太郎
常盤小雪
グラス作ったでしょ?
常盤小雪
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
翌日受け取りでしたね
常盤小雪
揚羽凛太郎
常盤小雪






