グシャッ。
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正確に言うと、撃った。
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ぺいんとが涙声だ。
撃たれた所を目の前で見て、 死神君を運んできてくれたんだ
本当、よく頑張ってくれた。
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ベッドに死神君が寝ている。
その死神君を中心に、 ベッドが赤く染まっていた。
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銃創は全部で2箇所。
足は球が貫通してる。
肩の方は…銃弾が掠ってるだけだ。
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タッタッタッ……
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総統の首を持つ右手が冷え、震える。
きっとこの震えは寒さのせいではない。
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仲間の事を思い、扉を開ける。
自分が通れる程度、 扉が空いたら中に入る。
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早く仲間の元に行かないといけない。
自然と早足になる。
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タイミングの悪い兵士だ。
けれど、事情は知らないから しょうがない事だ。
ここで俺が怒ったって ただの八つ当たり。
急がば回れ、なんて言葉もある。
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トラゾーは兵士から ペンダントを受け取った
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すぐに向きを変え、仲間の元に向かった
ガラガラッ
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クロノアさんは今 輸血の準備をしている。
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さっきから死神は少しも動かない。
手首を触っても 脈が小さいことが分かる。
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唐突な不快感に襲われる。
次に、自分の存在を理解する。
「死神」。
ここは何処なのだろう。
自分は何をしているのだろう。
事情に記憶が蘇る。
何の為に生きていたんだろう。
全身が水で浸っているみたい。
口から声が漏れる。
皆に会うために……
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頭がぼんやりしてる。
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意識がハッキリして来ると同時に、 問題が浮かんできた。
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仲間を助けるため、 っていう理由があって
銃を撃てたのに。
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ギュッ
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クロノアさんが抱きついた衝撃で 2人ともベッドに倒れる。
不思議と痛みは無い。
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クロノアさんは無線機を使って 仲間を呼び出した。
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クロノアさんが僕の身体を軽く とん、と叩く。
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顔を毛布で覆う。
もう自分の顔を見て欲しく無かった。
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コメント
2件
続きめちゃくちゃ待ってた!今回も凄いストーリー性好き過ぎてやばい…
死神くん起きて良かった… 今回も最高でした!頑張ってください