彼は
飛び降りて
死んでしまった
彼が起きた所は
真っ白な部屋だった
真っ白な部屋には
沢山の
目玉が落ちていた
誰のものだろう?
彼は手に取って
目玉を除いてみた
すると
女の子が
楽しそうに
公園で遊んでいた
こんなことあったか?
彼は不思議に思ってると
女の子は
道路に飛び出し
トラックに轢かれた
俺はそれを見て
驚いて
目玉を落としてしまった
なんだったんだ?
彼は首を傾げていた
すると
さっき見ていた目玉が
消えてしまった
彼はわからないまま
他の目玉を見た
今度はお爺さんだった
お爺さんは寝転がり
家族だろうか?
お爺さんを見ている
会話をしているみたいだが
何も聞こえない
お爺さんは目を閉じて
そのまま眠ってしまった
そこで持っていた目玉が消えた
彼はなんとなく
理解をした
どうやらこれは
人が死ぬ前の記憶らしい
ということは
自分のものもあるのか?
そう思った彼は
自分の目玉を取ると
自分の目玉を除いた
すると
父と母が
自分を見て泣いている
病院の先生だろうか?
父と母に何か話している
そこで終わっている
自分の目玉は消えない
何故だ?
死んだのではないのか?
もし
生きてるのだと言うなら
帰らないといけない
帰り道は何処だ?
俺は真っ白な部屋に扉がないか
探した
だが
この部屋は広いみたいだ
そう簡単に見つかるわけがない
そう思っていると
白い部屋の床に
大きな穴があることに気づいた
こんなもの来た時にあったか?
俺はそう思い穴を覗く
その穴の中は真っ暗だった
落ちて戻って来れるのだろうか
そう思うほど
この穴は真っ暗だ
耳を澄ませると
カチ…カチ…カチ…
と音が聞こえる
なんの音だ?
俺はその穴に興味を持ってしまった
しかし
帰らなければならない
だが
せっかく自殺したんだ
どうせ戻れるわけがない
彼は穴に落ちようとした時
誰かに腕を掴まれた
彼は驚き振り向いた
すると
白髪の男がいた
誰だ?
彼の問いかけには答えない
白髪の男は
彼の腕を引っ張り
大きな穴から遠ざけた
どうやらこの穴は
本当に入ってはいけないらしい
白髪の男に引っ張られ
歩き続けていると
そこには扉があった
これで出られるのか?
彼はドアノブに手をかけ
回してドアに入った
目の前が真っ白になる
気がつくと
俺はベッドの上にいた
父と母が泣きながら
自分の名前を呼んでくる
戻ってこれたのか
それにしても
あの世界はなんだったのか
あの大きな穴には
何があるのか
あの白髪の男は
一体何者なのか
彼は不思議に思ったが
その答えは
わからない
もしも
あなたが死んで
あの世界に行ったら
絶対に穴には
入らないでください
そこには恐ろしいものが
あるのだから
コメント
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白髪の人がイケメンなのかな(は)
私昨日こんな感じの夢見たー