ましゅの短編シリーズ

今日は一世一代のイベント クリスマス。

私、聖夜 希はクリスマスが大好き！

彼は夜桜 陸。

幼馴染とか恋人の関係ではないんだけど、学校で仲がいい唯一の男子友達

そして私は、彼に片思いをしています。

今日は町内会の企画で、それぞれ小さい1歳~5歳までの子にサンタになりきってプレゼントをあげるという企画だ。

定員は2名なんだけど、実はこの企画あまり人気がなく、すんなりと決まってしまったのだ。

結構楽しいんだけどなぁ。

去年参加して、子供もその親御さんもみんな笑顔で、とても温かかった。

この企画に参加しようと推薦した その相手は陸。

渋々と受け入れてくれた。

サンタさんになりきるためにコスチュームを貸してくれるし、企画に参加したお礼に何かプレゼントがもらえるし

そして今日は私の誕生日だ。

陸。気づいてくれるかな。

私は決心したの。

このクリスマス企画が終わったら、告白しようって。

このままの関係じゃ、なにも変わらないと思ったから。

ﾄﾞｻ

ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻ

どうしよう。私、失敗してばっかだ。

つい陸といるって考えちゃうとドキドキしちゃって…

気が転倒してしまう。

………呆れたかな

ｽﾀｽﾀｽﾀ

………どうしよう。

私、テンパりすぎている。。

どうしよう。

陸、絶対機嫌悪い…。

ﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀ

馬鹿

馬鹿馬鹿馬鹿

逆を陸を困らせて

私って、本当に最低だ。

もう、陸に合わせる顔なんてないよ…。

クリスマスツリー

そういえば私、告白するんだったっけ。

陸にも、嫌われちゃったったし

怒られたし

絶対、告白なんか成功しないよ。

ｷﾞｭ

12月25日夜

奇跡なプレゼントをもらいました…♡