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VR処刑

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VR処刑

1 - VR処刑 第一話

2021年06月02日

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目が覚めるとそこは真っ暗な何も無い空間が広がる。

リナ

ここ、、、どこ?

リナ

私は、、、何をしてたの?

リナ

リナ

ダメだ、、全く記憶が無い、、、

???

あっれれ〜?もう目覚めちゃった〜?

???

チッ、つまんねぇの

リナ

あなたは、、?

???

ええ〜!私のぉ、名前??

目の前には陽気な感じの、10歳とかそこらだろうか。 ツインテールの女の子が立っていた。

リナ

というか、ここどこなの!?

???

あ〜あ!ちょっとストップ☆

???

聞きたいことありすぎぃ〜

???

質問があるなら順番にぃ、1つずつ!聞いてってよぉ〜

癪に障るような喋り方だ。

リナ

あなたの名前は、?

キラリ

私、「キラリ」って言うの!キラちゃん、って呼んでね☆

リナ

あなたは何者、?

キラリ

え?見てわかんないの?!
ツインテしてる、かっわいぃ〜女の子だよーん!

リナ

??、、、まぁいいや。
ここはどこなの?

キラリ

うーん、、中々に難しい質問だねぇ〜

キラリ

まぁ、言うなら!
クズな人間が、死んじゃうとこかなっ☆

リナ

、、、は??

「クズな人間が死ぬとこ」だ? 意味が分からない。

リナ

何を言ってるの、、?

キラリ

えっ〜!そのままの意味だけど???

キラリ

もしかしてぇ、君。
自分がやった 罪、記憶に無い感じぃ??

リナ

罪、、?

リナ

ちょっと待って、意味が分からないんだけど、、、

キラリ

あはっ☆
もしかして、君。馬鹿☆??

リナ

、、、私が「馬鹿」だと??
チッこの野郎!!誰に向かって言ってる、、っ!!

私はキラリとか言う奴の胸ぐらを掴んで、殴ろうとした。

キラリ

……………は?

キラリは低い声で言った。 それ以上に、「目」が睨みつけるような、、、 いや、そんな程度のものでは無い。 私を人間だと思っていないような、 汚物を見るような、そんな目だった。

それになんだ。 その余裕は。 どこから来ている。

リナ

ヒュッ…

私は一瞬にして背筋が凍った。

キラリ

あっは☆
どうやらぁ、覚えてないみたいだね!!
ならこのキラちゃんが君がした「罪」みせてあげるよーん☆

そう言うと、手に持っていた ハートやキラキラな宝石が付いたステッキのようなものを 振った。

ただのごっこ遊びか?

キラリ

そぉ〜れぇ☆

すると、スクリーンも何も無いのに ある映像が流れた。

リナ

ここは…教室??

リナ

おいww

ドガッ

???

やめてっ、、、!

リナ

はっw
こいつ、一発腹に入れただけでもいダウンかよww
よぉわwww

リナ

これは、、、私!?

リナ

私っなんてこんな酷いことをっ!

リナの友達らしき人物A

ねぇwリナww
やめなよwww

リナ

大丈夫だってぇw
ほぉら、もう一発入れてやんねぇと

ドガッ、ドガッ

リナの友達らしき人物B

えぇ〜w
二発入れてんだけどぉ〜w
リナってば殴りすぎw

???

もうっ、、やめて、、、くださいっ!

リナ

あ?ゴチャゴチャうるせぇんだよ!!

ドガッ

キラリ

まぁ、こんな感じ☆?

キラリ

君ってば、いじめなんてホント酷いよねぇ!!

リナ

嘘、、、
私っこんな酷いことを、、?!

キラリ

気づくの遅すぎぃ〜

リナ

ねぇ、キラリ!!
私がここに居るのって罪を受けるためでしょ!?
私、一生償うからっ!ここから出してっ!!

キラリ

うーん

キラリ

キラリ

分かった!!

リナ

っキラリ、、!ありがとう!

キラリ

まぁでも!すぐに出してあげる訳じゃないけどっ!

リナ

、、、、え?

キラリ

人生さぁ、物事が上手くいくなんて思ってないよねっ!

キラリ

もちろん、「過去は変えられない」けどぉ、

キラリ

チャンスは与えられるかな☆

リナ

っ!良かったぁ、、、

私は心から安心した。 こんな暗闇で何も無い所から出られるなら 罪償いでも何でもする。

リナ

で、何をすればいいの!?

キラリ

これからぁ、君がいじめていた子のクラスメイトになって
もらうんだけどぉ〜

キラリ

誰がいいかなぁ〜

するとキラリはこれまたハートや宝石のついた ピンクの手帳を取り、開いた。

やはり、ごっこ遊びなのか。 夢なのか。

キラリ

あっ!

キラリ

この子がいいかなっ☆

リナ

???

キラリ

今からぁ君にはこのアミちゃんになってもらおうかなっ!

アミ?あぁ…居たなそんな名前の奴。

アミはいつも独りでショートカットの子だ。

私が一人ばかりを虐めてつまらなくなって来た頃、 アミもいじめてやろうかと思っていた奴だ。

でも今回ばかりはそんなのは関係ない。 私はとにかくここから出られればいいのだから。

リナ

私がアミになってどうすればいいの!?

キラリ

君が君のいじめを止めるんだよぉっ☆

リナ

つまり、私…アミが私のいじめを止めるって事?

キラリ

まぁ、そんな感じぃぃ〜!

キラリ

んじゃ!頑張ってねぇ☆

リナ

あっ、ちょっと!まだ聞きたいことがあるっ、、!

途端、目が真っ暗になって意識が遠のいていく感じがした。

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