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コメント
4件
読了しました。ネズミ講の仕組みを物語に落とし込む発想が鮮やかで、数字の計算がそのまま登場人物の葛藤や手紙の恐怖に直結しているのが素晴らしかったです。千尋が「自分が止めれば助かる」と思ったところで、夏樹が冷静に計算して「差はそれだけ」と示す切なさ。数学が物語の緊張をぐっと高める回でした。続きが気になります。
#怪異
×××
4,652
94
23
95
千尋
千尋
千尋
千尋は視線を泳がせながら言った
夏樹
千尋
千尋
夏樹
夏樹はシーシャを勢いよく吸い込んで
大きな白いため息をついた
夏樹
夏樹
千尋
夏樹
夏樹
千尋
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹はシーシャをそそくさとしまい
スマートフォンの電卓を取り出した
夏樹
千尋
千尋
千尋
千尋
千尋の記憶の中から
中学校の頃の公民の授業風景が
呼び起こされた
千尋
千尋
千尋
夏樹
夏樹
千尋
千尋
千尋
千尋
夏樹
千尋
千尋
千尋
千尋
千尋
千尋
千尋
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
千尋
千尋
夏樹は生徒手帳の新しいページに
図を描き始めた
1人が
5人に枝分かれしていく
樹形図だった
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
そう言って
手帳に式を綴る
3×5×5=75
(かける数は
最初から数えて
1周目
2周目
3周目の
手紙を送った人物)
千尋
千尋
千尋
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
3×5×5×5×5×5×5×5×5×5=5859375
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹は千尋を試すように
ペンをマイクに見立てて
千尋の口元にあてがう
一瞬戸惑って
ペンの先を見てから
夏樹の顔をうかがう
夏樹は怪しく口を緩め
その内部だけをもぐもぐ動かす
その顔を
軽く横に傾げた
千尋
千尋
千尋
千尋
千尋
千尋
千尋
千尋
千尋
そこまでいうと
夏樹はニンマリと口角を上げた
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
千尋
千尋
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
5859375×74/75=5781250
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
千尋
千尋
千尋
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹は残念そうに
しかしわざとらしく
大きなため息をついた
そして
生徒手帳を折りたたむ
千尋
千尋
夏樹
夏樹