/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
さゆみ
ごめんね。
私が病弱で
私が病弱で
さゆみ
もっと、楽しいこといっぱいしたかったね。
さゆみ
普通のカップルみたいに、ディズニーランドに行ったり
さゆみ
今、流行りのタピオカを飲みに行ったり。。
さゆみ
ほんとにごめんね。
かい
そんなこと言うなよ！！
さゆみは、2年前から闘病生活を送っている。
医者からも そろそろだと、 覚悟をしといて下さい。 と言われている。
特に最近のさゆみは元気が無くなってきてる。。
かい
そんなこと、、
かい
まるで、もうすぐ、もうすぐ·····
さゆみ
死ぬみたいなこと言うなって？
う、うん。 俺は頷いた。
さゆみ
大丈夫だよぉー
ほら元気元気🎶笑
ほら元気元気🎶笑
そう言うと、さゆみは細い手をブンブン振り回した。
かい
でも、ほんとに後悔なんてしてないし
かい
おれは、ほんとに幸せだった
かい
なんかさ、
やっぱりどこに行くか、何をするかよりも、誰とするか、が大事なんだなって
やっぱりどこに行くか、何をするかよりも、誰とするか、が大事なんだなって
かい
さゆみと居て気がついたよ
さゆみ
そっかー笑
いつも会うのは病室。 でも、 友達と遊園地に行くよりも、カラオケに行くよりも、食べに行くことよりも ずっとずっと楽しかった。
さゆみ
ねーね
かい
うん？
さゆみ
私が居なくなっても違う人を見つけてね！
かい
え、そんなこと言うなよ。
かい
てか無理だし。
かい
おれは、お前しか見てない！
さゆみ
そっかぁ。
さゆみ
そうだね。
さゆみ
でも、大丈夫だからね！
彼女は少し笑った。 おれは、少し泣いた。
一週間後
かい
おい！大丈夫か！
おれは、慌ててさゆみの病室のドアを開けた。
さっき、さゆみから電話がかかってきた。 でも、気づかなかった。 後でかけ直すとさゆみは出なかった。
さゆみ
あ、カイくん来てくれたんだねありがと。
かい
おぅ！大丈夫か？
さゆみ
もう、ダメかもしれない。
かい
そんなこと言うなよ！
さゆみ
ねぇ、ハグして
かい
あぁ！
おれは、さゆみに抱きついた。
ウッ。。
さゆみ
ありがと、かいくん
おれは、お腹に刺さっている包丁を見て思わずさゆみを突き飛ばした。
ゆっくりと痛みが伝わってき俺は倒れ込んだ
さゆみ
ごめん。やっぱり1人で死ぬのはいや。
さゆみ
かいくんも私のことが好きならいいでしょ？
さゆみ
前もさゆみ以外は好きになれないってゆってたし笑
かい
な、なんでだよ。。
さゆみ
ごめんね笑
さゆみがこっちに向かってくる。
俺は恐怖のあまり泣いている。
さゆみは·····
田中
読んで頂きありがとうございます。
田中
100人無理だったので辞めようと思い
田中
ここ、10日間一切テラーを見てませんでした。
田中
でも、やっぱりもうちょっと書きたいなと思い、今回、新たな作品を書きました。
田中
有言実行とか、言ってたのに
田中
100人突破出来なかったのに勝手に復活してすいませんでした。。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
