第43話 認めた先の真実
「山城さん――これからお昼ですか?」
古河冬花――の姿をした、得体のしれない何か、と彰人が認識している人物の言葉に。
(なんだ――すごく嫌な予感がする)
警戒心を強めつつ。
「……そうだ」
何事もないかのように、平然と答える彰人。
それを見た冬花は、口を尖らせる。
「どうかしました? なんか冷たい感じがするんですけど」
「気のせいだろう」
わざとらしい挙動にも、毅然として答える彰人。
(いつも通り、人をからかって面白がりたいだけ……か。なら、付き合ってやる義理はない)
そう結論付けると、椅子を片付けると移動のために冬花に背を向けた。
「――そんなに焦って行かなくていいじゃないですか」
突然、冬花の声が――彰人のすぐ背後で聞こえた。
「っ!」
「まだお昼って言っても早いですし、そこまでお店も混んでないと思いますよ」
咄嗟に振り返*************************
*******************
****************
**********
***************************
***********
******
**************
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!