テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🟣「最近ダッティーに会えてないなぁ…」
🔵「勝手に家に来たら嫌いになっちゃうなんて言われたら…行けねえよなぁ…」
🟡「…で、お前ら何で戻ってきた?」
ここしばらく出入り禁止をダッティーから言い渡されていた兄2人…
父親の元に集まっていたタッツァンとショピオは、可愛い末っ子に会えないことに悶々としていました。
🟡「…ハァ…。そのダッティーから、連絡来たぞ」
🟣「ぇえ?!オヤジにだけ?!」
🔵「は?なんでパパだけなんだよ?」
🟡「父さんって呼べ。…なんでも、会わせたい人がいるらしい」
🟣🔵「!?それって……」
_____ピン ポーン…
🟡「…噂をすれば…」
🟣🔵「!ダッティー!!」
父親と兄弟は玄関へと向かいました。
ドアを開けると、そこには会いたくて仕方なかった末っ子のダッティーの姿。
🟡「ダッティー、おかえり♡」
🟣🔵「ダッティ〜〜〜っ♡♡会いたかったぁぁあー!!」
🔴「ただいまっ!にぃにたち…苦しいよ…」
両サイドから兄たちにハグされて、正面から父親が三兄弟の肩を抱くように包み込みました。
🔴「久しぶりだね!みんな元気そうで、良かった♡」
🔵「…ダッティー、なんかお前、雰囲気変わったな…?」
🟣「確かに…。何かあったのか?!」
🟡「お前たちはちょっと黙ってなさい…。ダッティー?会わせたい人は、連れてきたの?」
やいのと騒ぐ兄たちを引っ張って、父親は優しくダッティーに問いかけました。
🔴「うん、パーパ。……入ってきて」
玄関の外にダッティーが声をかけると、ゆっくりとした歩調で大きな黒い影が現れました。
🟣🔵「!!!!??メグロ!!?」
⚫️「こんにちは…。始めまして」
🟣「何で?!何でメグロがここに…?!」
🔵「てか、何でダッティーとコイツが一緒に居るんだ?!」
🟡「お前たちは黙って。…いらっしゃい。メグロくん」
🟣🔵「はぁ?!」
⚫️「…今日は、お招きありがとうございます…」
🟣「お招きって…オヤジ、どういうこと?!」
🔵「パパは知ってたの?!」
🟡「黙れって。あと、父さんと呼べ。メグロくん、堅苦しいあいさつはおいといて、入りなさい。ダッティーも」
⚫️「お邪魔します」
リビングのテーブルを囲むブタさん一家とオオカミメグロ。
タッツァンとショピオは父親を挟むように座り、目の前のメグロをじっと見つめました。
対面に座るダッティーとメグロは、手をぎゅっと握って真っ直ぐと父親に向き合いました。
⚫️「あの、お父さん…」
🟡「君にお父さんと呼ばれる筋合いはないよ(言いたかったぁぁあ!このセリフ!!)」
⚫️「…すみません」
🟡「まずは今日訪問した理由と、自己紹介をしなさい。ちょうど、ダッティーの兄弟たちも揃ってる」
⚫️「あ…、はい」
🔴「パーパには話してたけど、にぃにたちは初めてだよね」
🟡「ダッティーはちょっと静かにね?」
🔴「はぁい」
⚫️「ダッティーのご家族の皆さん、始めまして。メグロと言います。見ての通り…オオカミです。今日は、ダッティーとの結婚を認めてもらいたくて、伺いました」
🟣🔵「はああああ?!結婚んんん?!」
メグロの申し出に、兄たちは目を丸くして立ち上がりました。
🔵「待て待て待て!ダッティーはまだ14だぞ?!」
🟡「…13才から結婚は可能だけどね」
(※この世界では12〜15才が独り立ちの適齢期。婚姻は13才から可能)
🟣「でも!ダッティーには早いって!実家出たのもつい最近だよ?!メグロは?いくつだよ?」
⚫️「17です」
🟣「俺とタメかい!!」←17
🔵「スペック違いすぎてウケるww」←16
🟣「どういう意味だよ!!」
🟡「お前たちはちょっと落ち着け。…メグロくん?」
⚫️「はい」
🟡「ダッティーはまだ世間もろくに知らない子供だ。どうして結婚したいと?」
⚫️「この人しかいないと、直感で思ったからです。…ご存知の通り、俺にはいい噂はありません。ずっと放浪してきた身分です。それでも、ダッティーは俺を恐れず、受け入れてくれました。俺の、内面を見てくれました。それがとても嬉しくて…。暫く一緒にいさせてもらって、運命を感じました。この人を、幸せにしたいって、強く思ったんです」
🟣「そんなの後付けだろ?!ダッティーをずっと狙ってたの、知ってるんだからな?!」
⚫️「!それは…」
🔵「俺たちと街で遭遇したとき、お前ダッティーを目で追ってたろ!?」
⚫️「……はい」
🔴「あ!だから1人でお出かけさせてくれなかったんだ!!」
🟣「そうだよ、ダッティー。ほら、本人も認めちゃってるし。どうせ、可愛いダッティーを喰ってやろうとか思ってんだろ?!うまく言いくるめて…」
🔴「そうじゃないよ!メグロは…」
⚫️「いいよ、ダッティー。俺から話す……
🌸「ちょっとまったぁああーっ!!」
⚪️「おいおいサック、人んちだよ?w」
🔵「ぅわあああっ?!何っ?!誰?!」
🟣「でっか!んでもって、ちっさ!!」
🌸「おい、ちっさ!とか言うな!!」
⚪️「事実だからねぇ〜」
突然入ってきた2人と、ブタさん一家とオオカミメグロ。
父親の家は大渋滞です。
🟡「君たちは…ダッティーの言ってたお友達?」
🌸⚪️「はい!!ダッティーとメグロの友達させてもらってます!!」
🌸「ウサギのサック!元気だけが取柄!」
⚪️「銀狐のラウでーす!」
🟡「はは…元気がいいね。なんでも、ダッティーとメグロくんを引き合わせたとか…」
🔵「余計なことしがちな友達っているよな」
🟣「そういうタイプか!わら」
⚪️「余計なことじゃないですぅ〜」
🟣「デカいなお前!デカすぎだろ!わら」
🔵「見下してんじゃねえ!!」
⚪️「キミたちが小さいんだから、仕方ないでしょ?それに、見下してるんじゃなくて、見下ろしてるのっ」
🔵「いちいちうるせぇなぁ!」
🟣「美人で生意気はモテないからなぁ!!」
⚪️「何それ?関係ある?」
🟡「そこ、ちょっと黙って」
🟣🔵⚪️「!!……はい」
父親のひと睨みは子供たちを即座に黙らせる圧がありました。
一緒に言い合いをしていた銀狐の大男まで黙らせるのだから、さすがクセ強三兄弟を育ててきただけあります。
🟡「ダッティーの友達なら歓迎するよ。君たちも座りなさい。話を、聞かせてくれるかな?」
父親が座るように促すと、銀狐の男ラウはダッティーの隣、ピンクウサギの男サックはメグロの隣へ、2人を挟み込むように着席しました。
🟣「…なんか、カオスな状態だなこれ…」
🔵「ていうか、何の話だったっけ?」
⚪️「頭わっるぅ〜w」
🔵「💢」
コメント
5件
悪友にぃに達ダッティーに嫌われないように行くのちゃんと我慢してるの可愛すぎませんか😭?いや行ったら行ったで更にカオス展開になってましたね🫣 パーパ💛にはちゃんと報告してたダッティーやっぱり可愛すぎるます꒰ঌ( 𐭅*´꒳`*)𐭅ᰔᩚ
いやいやカオスすぎん?www😂
🎀 第3話読了〜!!もうね、冒頭から兄たちがダッティーに会えなくて悶々としてるの可愛すぎるでしょ…!!「行けねえよなぁ…」って落ち込むタッツァンとショピオ、尊い😭💕 んで父親の「父さんって呼べ」の圧と心の声「言いたかったぁぁあ!」のギャップに草ww メグロが結婚認めてもらうためにしっかり挨拶に来るの、真剣なのが伝わってきてグッときたよ…!「この人しかいない」って直感で言い切るの、カッコよすぎる〜!! そこにサックとラウ乱入してカオスになる流れ、めっちゃ笑ったw ラウの「見下してるんじゃなくて、見下ろしてるの」って返し、ナイスすぎる😂💕 父親のひと睨みで全員黙るシーンもさすがすぎるし、次回どうなるの〜!?早く続き読みたい!!🌸
1,166
5,046