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数日後……
なかむsiten
んんーーーー
治ったーーーー!!!!!!
よっしゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!
「めっちゃ喜んでるじゃんw」
そりゃあね熱やっと引いて治ったんだもん!!
にしてもめちゃくちゃ久しぶりに引いたな
今まで動く事自体少なかったからね
楽しかったけど……もう駄目になってそう……
「………」
「まさか……まだ訓練したい?」
!!
いつの間にかシャケが隣にいた
はい、そのまさかです
「“((。。*)コクッ」
「wwww」
おい、笑うなよ!!
「明日やろうなw(*`∀´*)」
よっしゃ!!
楽しみだな〜と今でも
ワクワクしながら明日になるのを待つ
次の日……
今日は良い天気だな〜
早く訓練所に行って訓練して貰おっ!!
そう思いながら早々と足を進めた
この後ああなるとは知らずに……
俺は階段の所まで行った。
何故ならこの階段から行った方が近道だからだ
此処を使うのは幹部か俺ぐらいだから
でも俺は……
ドンッ
と、後ろから誰かに押されて
階段の下に落ちていった
俺がいたはずのとこを見ると
そこには昨日の兵士がいた
そしてあの兵士は
「そのまま地獄へ落ちろ」
と呟いた
その時俺はまた死を覚悟し、目を瞑った
しかし……
想像してた音はせず
その代わり聞こえたのは……
「だ、大丈夫?」
そんな聞き慣れた声だった
恐る恐る目を開くと……
そこにはきんときの顔があった
「あぁだ、大丈夫ですか?!」
「きゅ、急にその子が落ちて行って……」
はぁぁぁぁ?!
と本気で叫びたくなった
だってきんときがいるから急に態度変えるとか
有り得ない!!
てか、俺が総統だって知ったら大変な事になりそうw
そう考えてると……いい案が思い浮かんだ
もしかしたら俺の過去がバレるかもしれないけど
やってみる価値はあるかもと思い
きんときにあの兵士の記憶を見せた
「えっ……今のって……」
今きんときは混乱してるだろうな
と呑気に考えてる
この能力……『記憶映し』は
誰にも見せた事ない能力の1つだから
問題ないはず……
「スゥゥゥもしかしてテトの能力?」
そうきんときに聞かれた。
答えは勿論『YES』
「それ、他の皆んなにも見せれる?」
まぁ頑張れば……
そう思って俺は頷いた。
「よし、じゃあ……」
《幹部全員会議室にて集合》
《了解/OK〜/分かった》
そんな声がインカム越しに聞こえる
※なかむは耳が良いのでインカム越しでも
声が分かります。
「あ、君も来てね」
「は、はい!!」
まぁ当然だよなと俺は思った
そうして俺と兵士ときんときと一緒に
会議室へ向かった
きりやんsiten
「急に呼び出してどうしたの〜?」
そう赤い彼、ブルークが聞く
確かに呼び出しておいて
要件をまだ俺らは聞いていない
それにあの昨日の一般兵とテトがいる
テトはいいがあの兵士はなんでいるか分からない
そう考えてるときんときが……
「えっと……テト君が階段から落ちました」
は?
それ大丈夫なのか??
って大丈夫じゃなかったら此処にいないか
「きゅ、急に階段から落ちて行って……」
どうやらあの兵士が目撃者?らしい……
怪しいなぁと思いつつテトの方を見る
「_______?((コソッ))」
きんときがテトに向かってなにか聞いている
そしてテトは……ゆっくりと頷いた。
すると視界が真っ白に染まった
しばらくすると何処かの風景が映った
よくよく見れば此処は誰かの部屋みたいだ
そう考えてると誰かの声が聞こえた
「あ゛ぁ゛ー最悪……」
声がした方を見るとさっきの兵士がいた
何が最悪だろうか
「あんのクソガキが……巫山戯んじゃねぇ」
どうやらテトが嫌いみたいだな
「…………そうだ良い事を考えた」
そう言う兵士の顔には満面の笑みが
浮かべられている
するとまた視界が真っ白に染まった
今度は階段のようだ
目の前には浮き浮きと階段を降りようとする
テトがいた
そしてその後ろにはあの兵士がいた
そしてあの兵士は……目の前のテトを階段から
突き落とした
そこでこの風景は終わった……
と思った
今度は暗闇で先の光へ行くと
そこは誰かの家の中みたいだ
そんな事を考えてると何かが割れるような音が
響いた
音が鳴った方へ向くと
血に汚れている子供がいた
いや……正確には血が出ていると言った方が
良いだろう
てか急いで手当しないと!!
と思ってその子に駆け寄って手当てしようとした
が、出来なかった
触れようとしても透けてしまって触れられない
急がないと行けないのに……ッ
と口に出して呟いてしまった
すると……誰かの怒鳴り声が聞こえた
「なんでお前はあいつに似たんだ!!」
「あんな無能と同じような目の色もしやがって!!」
「ご、ごめんなさい……」
怯えている子供に怒鳴っている大人……
触れられないため子供の容態だけでもと
思い、その子供の顔を覗くと
アクアマリンのようなアパタイトのような
透き通った綺麗な水色の目をしていた
まるでなかむの片目しか見えないけど
あの綺麗な水色の目みたいだった
しかも髪の色はなかむと同じ茶色だった
そして1度立ち上がって周りを見渡すと
線香が立っているとこがありそこには
何かが写真があった
近ずいて見ると大人2人子供1人が
笑顔で写っている写真だった
多分だけどさっきの2人と同じであろう
だけど1人足りないなと思う
なんで居ないんだろうかと考えてると
「や、止めろぉぉぉぉ」
そんな声が聞こえた
同じ場所からだ
もう1回その方向を向くと
さっきとは逆の立場になっていて
子供の手には包丁を握っていた
そして子供が見てる方向は血溜まりが出来ていた
よくよく見ればその血溜まりは
さっきの怒鳴ってた大人から出来ていた
そして子供の目……左目はさっきの奴と同じ
声をかけようとした時
俺の視界はそれを防ぐように…いや、
この先を見せないというように
再び真っ白に染まった
次に目を開けた先に見えたのは
謎の空間に入る前の
いつもの会議室の風景だった
「あ、きりやんやっと意識戻った!!」
そう赤い彼、ブルークが言った
どうやら皆より俺は遅かったようだ
そしていつの間にかあの兵士もいない
スマイルに聞くと
「嗚呼あのクソ兵士か?それなら地下にいる」
と滅多に使う事のない言葉を使ってる様子からして
怒ってるんだな
とすぐにわかった
更に聞くと
あの風景は兵士の記憶だったらしい
本当にクソだなと俺まで思う
でもあの子供の風景は誰も見てないらしい
知らないけどね!!誰も話さないし。
でも、テトはなんか顔色悪いな
どうかしたのかな?
その時はこんな風にしか思っていなかった
でも……あの風景がある出来事を表しているなんて
その時は俺はいや、誰も思いもしなかった
次回、嫌な予感
急に書き方が変わったのわかりましたか?
前と比べてどっちが良いか教えてください!!