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私は恥ずかしくて顔を上げられなかった。すると、ゆうすけくんはしゃがみこんで、私の股間に触れた。
「お姉ちゃん、ここケガしちゃったのかなぁ?」
「ひゃんっ!」
敏感になった部分を触れられて、またしても変な声を出してしまう。
「ちょっと見せてみてよ」
りょうこちゃんも私のそばに寄ってきて、股間に手を伸ばしてきた。
「ああ、だめっ!」
慌てて止めようとするが、やはり動けなかった。その間にも二人の指先はどんどん私の股間に迫ってくる。
「やりすぎちゃったかな? なでてあげるね」
ロープの硬い刺激の直後に、子どもの指の柔らかい感触が私の敏感なところを刺激した。そのギャップに、私はたまらず身を捩らせる。
「ひゃあうっ!」
「やっぱりここが痛いんじゃないの?」
りょうこちゃんが再び聞く。
「そ、そうだけど……。でも大丈夫だから、もうやめて……」
私がそう言うと、二人はようやく手を離してくれた。
「ごめんなさい、お姉さん。つい調子に乗り過ぎました」
「あたしも謝るね。ごめんなさい」
二人が頭を下げる。悪気はないのだ。
「ううん、いいのよ。さ、行きましょ」
息も絶え絶えだが、どうにか立ち上がる。危なかった、もう少し二人に触られていたら、激しく絶頂してしまっていたかもしれない……。
その後、私たちは2階まで降りてきた。私一人なら飛び降りられないことはないが、小さい二人には危ないだろう。降りられるところを探さないと。
非常階段を使って降りてきたせいか、上って来たときと別ルートらしく、すぐには降りられる場所が見つからなかった。一箇所、防火扉のようなものが歪み、下に穴が開いているところがあった。うーん、この大きさなら、四つん這いになれば出られるかな? 私が最初に試してみることにした。もし私は無理でも、先に続いているようなら、この子たちだけでも行かせよう……。
私がどうにかして上半身を穴から出すと、後ろからりょうこちゃんの声が聞こえた。
「大変、お姉ちゃんのここ、濡れちゃってる! ティッシュで拭いてあげるね」(続く)