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『赤夜_赤_』START
⚠赤桃地雷注意
⚠甘々デート、?
Ready go.
久しぶりにやったわこの感じ
桃くん/ちゃんの1週間俺等/僕等に頂戴、?
一昨日、俺が変態に犯されそうになっているところを、紫さん一向に助けられ、
そして放たれた言葉だ。
正直だいぶ意味がわからない。いや本当に照れ隠しとかではなく、素直に意味がわからない。
当たり前ながら男とも、、いや、女だって交際したことない俺は
キスやデートは愚か、手つなぎすらしたことないのだ。
まぁ、1週間頂戴ということは、
つまりまぁ、あの五人の名から運命の相手を決めろってこと。
、、少し考えるか、
まず紫さん。
優しいしイケメンで、俺のことを大事にしてくれる。、、でも、怒ったら命ないな。
次、黄さん。
背が高いしやっぱイケメン、性格もまぁ良さそう。でも大事にしてくれるかわからん。
次、赤さん。
かわいいし甘やかしたくなる。ピンチの時は救ってくれそう、、でも第一印象が最悪だ。殴られたし、、、
次、橙さん。
この中で一番いい、面白いし格好いいし、守ってくれそう。でも趣味が合わなくてちょっと怖い。
最後蒼さん。
、、、、素直に言うと論外だ。
何かうまくいえないけど、一番嫌だ。
、、、え、?待って、
現時点全員だめじゃん。
紫さん橙さんはまぁ良いとして、
え、?やばくね、?
将来の相手方決めるやつじゃん。
、、、まじかよ。
月曜日。
渋々、仕事を1週間休むことにした俺は今。
全力で走ってます。
何故かと言うと、え~、、
寝坊しました。
朝七時という前代未聞の早起きに身体が追いつくわけがないッ、!!
ということで、八時集合ですが、
今、八時十分です。お仕置き格ですね☆
そう、腰と声と明日の早起きに終わりを告げながら全力ダッシュする。
無論、運動部などモテるための部活には入っていないので、ついた瞬間、
膝に手を付ける。
赤さんの顔を恐る恐る見ると、
大笑いしていた。
赤『んはははッ、!笑必死になって走ってる~~笑』
桃『いや、遅れたんで、、』
彼の話を聞くと、彼も遅刻したらしい、
3分前についたそうだ。
まぁ、お仕置きコースは免れただろう。
、、、多分、、
赤『まっ、とりまなんか店入ろ、喉からから~~』
そう誘う。
朝から晩までホテルとか、そういう鬼畜デートはないみたい。
まぁ、今日のところは安心だろうか。
彼と店まで歩いていると、
今日は叡智しないから~~笑。
と言われた。
今日は、と言うことは普通に考えて明日あるってこと、全く喜べない。
それから少し歩いて、飲食店へ入る。
甘美でいい匂いがする。
今日何も食べてないからなにか食べよう
誘ってきた彼は、一度もこの店に入ったことは無いようで、
此処は、オムライスがお勧め~知らんけど~。
等と言っている。
因みに此処は、パン系統の店なので、
当然ながらメニューにオムライスは無かった。
適当に、ベーコンレタスサンドと、珈琲を注文する。
赤『大人だねぇ、』
そう言って彼は、甘味を大量に頼み、
最後にミルクを注文した。
パフェとか、フルーツサンド、苺とチョコのパンケーキ、、その他諸々、
やばい考えただけで胃もたれして来た。
数十分経って全てがテーブルに収まる。
、、と言っても、殆ど彼の注文した甘味だ。
そのちっさい体にどうねじ込むんだよ。
三十分程経ち、彼は見事に全て食べきった。、、が、流石にいっぱいのお腹にミルクは入らなかったらしく、俺が飲んだ。赤さんはそんな俺をみて、
間接キスだ‐とかなんとか言っていた。
どこぞの小学生かと、咳き込みながらツッコミ、会計をする。
みると、とんでもない金額が見えた。
焦ったが、赤さんは社会人なので、
お金はあるらしく、
お札を扇みたいにして、パタパタやっていた。、、結局その金の三分の二が、
この店に入っていったが、、
俺が全部払えとか言われたら、
財布ぶん投げるわ、
俺のお金‐‐‐!!
と、涙目で悶えている彼を無視し、
店から出る。真っ昼間、、では無いけど
熱くて、良い夏だと感じた。
店から出てきた赤さんが問う。
赤『どーだった、?ベーコンレタスサンドのお味は、?』
何故かニマニマして問う彼。
あーそういうことか。
桃『うん、普通に美味しかった。』
赤『うわッ連れないッBLみたいに甘くて美味しかったとか言いなよ』
桃『変態か』
軽く突っ込んで、本来の目的地らしい大型ショッピングモールに行く。
この間、例のナンパをされたところだ。
彼は大丈夫、?と心配していたけれど、
大丈夫。とだけ返して、中に入る。
それから、服見たり、ペットショップ行って癒されたり、クレープ屋に行く赤さんを止めたりして、数時間が経った。
そろそろ五時になって、橙色に染まる時間帯だ。
赤さんは、甘いものに飽きたらしく、
(さっきもタピオカといちご大福食べてた)ソフトクリーム屋で、レモン味の
ソフトクリームを買っていた。
レモンを切ったやつと、棒状のクッキーが刺さっている。
思いっきり食べる。酸っぱかった。
そしてやけに甘くて、口がほんのりする
キスも、、二人きりになったら馬鹿ほどした。それはもう深いほうだ。
だからなんかドキドキした。
帰路を歩く。
後ろから赤さんも付いてくる。
あれ美味しかったーとか、
人形かわいーとか、
クレーンゲームの取りたかったーとか、
他愛もない話をして、
家まで歩く。
何故かその時間がやけに長く、
愛おしかった。
家が見える。
振り向いて別れを言おうとしたとき、
口と口が重なった。
デート中とは違う、軽く触るだけのキス。
かれも、酸っぱいソフトクリームを食べたはずなのに、
その唇は、甘かった。
バイバイと軽く手を振り、別れる。
此処でようやくわかる。
赤さんは、相手の気持ちが良くわかる良い人で、可愛いボケをしてくれる。
そして甘々で紳士な人なのだと、
夜はまだ、、納得できないけれど、
朝はとやかく言えなさそうだ。
甘酸っぱくて、紳士な
月曜日のデートの味。
おしまい。
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