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『紫夜_紫_』START
⚠紫桃地雷注意
⚠叡智濁点喘ぎ有
Ready go
昨日の赤さんとの、叡智のない甘々デート。その記憶が脳に染み付いているからか、今日もきっと甘いデートをするんだろうなって、少し胸が躍る。
男性恐怖症なんだけど、最近は何故か少しずつ否定反応が少なくなっていて、きっと彼らのおかげなんだろうな。
そう、感謝の思いがあった。
まぁ、自分の厄介な性格を受け止めて、?くれた訳だし、その上この前は絶体絶命の危機を助けてくれたから、
まぁ、なんというか、、
彼らになら人生を預けられるかもと、、少しばかり考えて入る。、、多分、
今日は、紫さんとのデート、
きっと彼のことだから楽しいデートになるはずだ。
昨日の少しの不安は今日はなかった。
『桃くん、こんにちは。』
そろそろ集合時間だからと、素早く準備をし、玄関の扉を開けると、紫さんが立っていた。
何でだろう。そう思ったけれど、
彼は哀願の目をしていて、気を使っているんだと思った。
少し悲しそうに彼は言う。
『桃くんが、ナンパされんの嫌だから、迎えに来たよ。』
多分あの日のことを、赤さん同様気にしているんだろう。
でも、俺は平気だったから、軽く笑っていってみせた。
『ん、笑何処行くんですか、?』
彼は少し悩んだ様子で、顎に手を乗せる。いや、決めてないんかい。
俺が決めろよって話だけど、決めてないんかい。数分経つと、ハッ、と何か思いついたように顔を上げた。
そして聴いてきた。
『桃くんって、猫、好きだよね、?』
それを聞いた瞬間、顔がぱぁっと明るくなる。嬉しさのあまり首をぶんぶん縦にふる。玄関からこっそり見ていた両親は不審そうに見ていた。
両親は、俺の全てを知っている。
夜の店で働いていることも。
この前までずっと彼らと叡智していたことも。
彼らと1週間デートすることも。
全てを知って、俺の醜さを許してくれた。彼らは信用できるから、好きなだけ付き合えと言って、お金まで出してくれた。こんな素敵な両親は、、まだ、彼らには打ち解けていないよう、、、
紫さんは、両親を見てくすっと笑ってそして言う。
『猫カフェ行こう。桃くん。』
言われた言葉で跳ね上がる。両親も紫さんの言葉で安堵したようだった。まぁ、こんな優しい人他にいないから大丈夫。
父親と母親に行ってきます。と伝えて、
家を出る。今日も昨日と同じ、いや、それ以上にきれいな晴天だった。
目の上に手をやって目を慣らす。いつもの道だけど、別のところに見えるくらい、何故かきれいに見えた。
それから、タクシーを捕まえて、猫カフェへと向かう。未来思い返したら恥ずかしくなるくらい燥ぎながら(はしゃぎ)タクシーに乗っていたので、運転手さんと紫さんに笑われた。田舎とも、都会とも言えない街はキラキラと太陽というスポットライトで、照らされていた。
夏の醍醐味だ。綺麗だな。
街を歩く人。ス○バに寄り写真を撮る人。会社へと急ぐ人。いろんな人が見える。俺は、普段だったら高校生、だが、その頃男性恐怖症の一番やばい時期だったから、高校を辞めてこの仕事についた。きっと、、この男性恐怖症が治ると思ったからだ。
猫カフェに着いたのか、タクシーが止まる。両親にお金は持たされたが、いいよ。と言われて結局払えなかった。なんだか最近彼らのお金を俺のためなんかに使いすぎている気がする。
猫カフェに入ると、たくさんの猫と、そして当たり前ながら比例する量の人もいた。、、人カフェでも始まるかっての。
、、そしたら俺、撫でられて飯食わされて、半強制的に飼育される側じゃん、、
そう思いながら猫を撫でる。猫の種類には詳しくないけど、多分アメショとか、キジトラとか、、そのへん、多分、
『んわ‐猫ちゃんいっぱ‐い、!』
子供に負けないくらい燥ぐ。競うとこおかしいけど、小さい子に負けないくらい。兎に角其れ位。撫でながら紫さんと話す。まぁ俗に言う、世間話。仕事のこと、普段の生活のこと、笑った泣いたこと、そんなところかな、、
話が一段落すると、彼の話は俺自身の話に変わった。
『桃くんは、高校にはいかないの?』
まぁ、年齢見て最初に言われることは大体それだ。橙さんにも、最初あった時は君高校生なん?犯罪にならへんの、?
とかなんとか聞かれた。
行ってないから。
そう初対面の割に冷たく答えると、
そ‐なん、でも気引けるわ‐笑。
なら来んなよハゲ。
まだ、警戒心が高いときだったからか、毒舌ぶっ放し放題だった。まぁそれがなんだって話だけど、
『男性恐怖症を克服したら、行こうかなって思ってる。でも、多分大学になるかなぁ、』
、、、実は、嘘をついている。、、
俺は、中学生から男性恐怖症で行けなかったわけでも、高校生になってから行かなくなったわけでもない。高校一年生の三学期の出来事で行けなくなった。理由は単純で、先輩に校舎裏でオ‐プンに犯されたから。無理やり、何時間も、泣きながら帰ったのが丁度夜の8時だったから、3時間以上ヤられた。
それの恐怖と自分の汚れた体に嫌気が差して、死のうとした。でも、勇気がなくて、、、その罪滅ぼしのように、男性恐怖症になったのだ。
猫に癒されたはずなのに、心は全然温かくならなかった。
『ねえ、紫さん。』
『ん、?なぁに、?』
暖かくない体に嫌気が差したので、今日は俺から誘ってみることにした。所謂誘い受け。
『、、叡、、、智、しましょ、、ぅ』
噛み噛みだったけど、伝わったのか、彼は目を大きく見開いていた。ニコっと笑って、わかった。と呟き彼の住むマンションに行く。母親に、スッと連絡する。
今日は帰り遅くなる。 7:53既読
直ぐに既読がついたのもわからず、彼の部屋のベッドに押し倒される。彼の瞳は輝いていた。
『美味しそうな猫ちゃんだね。、、これ、着てくれない、?』
『ッ、?!?!///そ、、それって、//』
紫さんの腕の中には、猫耳と尻尾、そしてやたら露出度の高いメイド服があった。着て、?という彼を見て吹っ切れる別室に行き、なれない手つきでワンピースのようなメイド服を着る。大きさは丁度良かった。最後にたじろぎながら猫グッズを付ける。歩く度に猫の尻尾が揺れ恥ずかしかった。今更だけど、猫尻尾の付ける、、というか腸内(なか)に入れる部分にロー○ーがあって、擦れるから、すでにもう顔は真っ赤だ。
『似合ってる。俺の猫。』
『ッ//ニャ、、、‐、//』
BL展開あるあるなので、予め、にゃ‐と言っておく。簡単に言ってるが、バチクソ恥ずかしいし、多分腰が死んでしまう魔法の言葉だろう。
『~~~、♡我慢できなくなるだろ、』
『ほら猫、もっと鳴きなよ、♡』
パチュ、 ♡ドチュ、 ♡♡
『ん” /♡にゃ ”ぁ” ぁ”、‐、♡』
ビュルルルルッ ♡
『まだまだ、イケるよね、?』
ビクッ ビクッビクンッ、 ♡//
『に” ゃ”/ぃ ”♡』
紫さんは、人の好みをわかっている人で、とってもやっぱり優しい人。誘いには優しく良いよ。って言ってくれて嫌じゃなさそうで、やっぱり最高にいい人だ。
怒らせなきゃ、最高の人かもな。
猫のように不器用で、甘々な、紫の日の、デートの味。
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ありがとうそしてよろしく。
叡智短くてごめん
おまけ。
桃くんが帰ったあと
父『桃。あの紫髪に何されたんだ?!』
母『また無理やりやらされたの?!?!』
桃『いやっ違う、、俺が誘って、、』
両『正直に言いなさい、!!』
桃『とっても正直に言ってますぅ、、』
両親に尋問されていたとさ