歯車警察署
特殊事件・不思議死因殺人事件特別対策課
またの名を特死特対課、 業路教影、帝響姫、関繋義、この物語の主人公であり繋義と腐れ縁バディ、2児の父、命之賭輝。この街に隠れた裏で暗躍する者達に手を掛ける。
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明らかに零式使用者の様子がおかしい。
轟轟強い緊張感が漂う雰囲気の中、二人は銃を
零式使用者に向ける。
すると突然零式使用者が繋義の方へ走り出す。
猪のような猪突猛進、暴走機関車を彷彿とさせる、ワンパターンな動き。
そして繋義が躱した。
使用者は工場の壁に激突、血だらけになってしまった。
「なぁあれおかしいだろ、いくらなんでも」繋義が賭輝に共感を求める。
「あぁ人間じゃねぇ、そもそも今の激突で即死だ。しかも血だらけになってやがる、生きてたとしても出血多量で死ぬのは確定…」そう言うと賭輝は冷や汗をかきだした。
骨も砕け、血は大量に流れ、原型を留めていることが奇跡と言えるほどの状態で立ち上がったからだ。
「バケモン…いや、ロボット…」繋義がそういう頃には零式使用者が負っていた傷が塞がり、出血が止まった。
「試作品の能力らしいな」賭輝がそう口にすると、「わぁあああああああああああああああああああああああああ」と繋義が叫びだす。
「うっせぇ、てか躱せまた来るぞ」賭輝が注意する。
零式使用者はまた繋義めがけ突進してくる。
繋義は躱しながら、賭輝に話しかける。
「試作品OとS、Oは傷口が完全に塞がっていたため死因と遺体の状態が一致しなかった。Sはまるで機関車に真正面から激突されたかのような遺体の状態、死因特定不可… 」と綱義が言うと…
「なるほどな、Oが治癒または再生能力向上の類、Sはあの突進能力」賭輝が返す。
ドドドドドドドドドドドドドド
「機械音じゃねぇか、あれでも元人間かよ」綱義はまたは、賭輝に共感を求めた。
「無駄口叩くな。死ぬぞ」賭輝はそう言うと全速力で工場内を駆け始めた。
「はいはい」綱義は賭輝とは逆方向から駆け始める。
ボン
ドン
鉄田が工場の壁に激突。ぺしゃんこになる。
ジュクジュクジュクジュクグキグキボコボコビュク
再生した。
「…..何も言えねぇ」綱義が言う。
ドドドドドドドドドドドドドドドドド
「ハァ、ハァ、ハァ、またかよ」綱義は疲れてきているようだ。
「わっ!?」
「バカ!!」
ドスッ
ドンッ
綱義は躓いてしまったが、賭輝に押され、助かった、しかし賭輝は、綱義を助けるためにヘッドスライディングをしてしまっているためもう助かりそうにない。
「だぁっ俺もここまでかぁ。」賭輝が呟く。
「ごめんなぁ、オーシェンまだまだ二人で居たかったけどなぁ無理っぽい…I’m sorry.でもなぁこれまでもこれからもLove u most, forever.勇騎、桃お前らは俺の息子だ母さんを頼んだぞ、強く生きろよ」賭輝は心の奥で涙を溢れさせた。
「早まんな!!」綱義が叫ぶ。
そういう言われ、綱義の方を見ると少しズレた先にあの洋書が光って見えた。
まるで自分のことを呼んでるかのように、まるでここに居る!!と訴えかけているかのように。
「綱義!!その本貸せ!!こっちに投げろ」賭輝は直感を頼りに行動する。
「あっ何いってんだ?」綱義は賭輝の気がおかしくなったのかと思った。
「早く!!」賭輝は大きな声で叫ぶ。
が、あと5秒もすれば鉄田に轢かれる。
「おっおう」急かされた綱義は、よくわからなかったが洋書を手に取り賭輝へ投げつけた。
ドンッ
「!?…クソッ」綱義が目にした光景にはどこにも賭輝の姿がなかった。
「あっここは…天国か地獄か」さっきまでの自分がおかしかったのだと思った。
「In the book.」
見知らぬおじいさんが話し出す。
「本の中だぁ?頭がおかしいのはさっきまでにしてくれ、んなおもしろくもない冗談慰めにならねぇ」賭輝は怒っている。
「It’s not joking, U noticed my book.」じいさんは言う。
「あ?あーそうだよ。だがそんなの現実でありえん…え?アルカディア語…?Why u get it Keytouan?Just talk to me in Keytouan.」賭輝は話が掴めず怒っている。
「I know just some Keytouan phrases. Like Arigatō, Sayonara something like that. Oh, I know Ohayō and Yūrei? Is that correct? My friends told me. And I just can read your mind.」そう言うとおじいさんは口を閉ざした。
「意味がわからん。ったくそれにしてもおしゃべりなじいさんだ。んでこの状況は?綱義は?じいさんてめぇは誰だ?」賭輝は同様が隠せない。
「 Oh, many questions.First, here is another area, don’t have concept of time. It is Equal that your world is being stopped time. Second, I told u that I mean at the first. Third, I’m joker, king of all kind of rebel. I stole anything from wherever and was giving to residents around Arcadia.U get it who I am.」おじいさんは物語の語り部かのように話す。
「あぁわかったよ画家兼作家の義賊さん。あの本の作者、でもよ西暦465年、ここが地獄や天国じゃなかったとしてもどのみちここはあの世じゃねぇか」賭輝はジョーカーに問う。
「Nop, U are alive.In the book.」「I’m not sure who I am actually but I think I’m a spirit or kind of ghost like don’t have body only have a soul. oh, I am Yūrei!!And I invited u that’s why u are in the book. Don’t worry u are normally man now. But U will die when u go back to your world.」とジョーカーは答える。
「はっなんだよそれ。んじゃぁ死んでんのと代わんねぇじゃねぇか」賭輝はまだ怒っている。
「I told u u are normally man “now” I have a idea if u can wake up with me in your wold u can go back to wold using ”that kind of way” .」ジョーカーは少し呆れている。
「あっ?なんだよ”あの方法”ってさっさと教えろ。ふざけんじゃねぇぞ」賭輝は我慢の限界だった。
「What!? U don’t know that way like that power? Wait, how many chapters have u read? 」ジョーカーが焦っている。
「2章だよ」賭輝はジョーカーの焦っている顔が気になって少し怒りがおさまった。
「What!? Just two chapters!? Ok, OK, that’s ok, no problem, no worries, no happening, it ok, ok, don’t worry, don’t care, don’t mind, never mind ok, ok.」ジョーカーは驚きを隠せない。
「well… I will show u the book and tell u how do u and I go back to your wold.」ジョーカーがそういうとあたりがまばゆい光に包まれた。
To be continue.