📩 相談
高校一年生・仮名:Kさん
友達と一緒にいるとき、
「ほんとにこの子たちと仲良しなのかな」って思う瞬間があります。
LINEではよくやりとりしてるし、休み時間も一緒にいるんですけど、
たまに“置いてけぼり”みたいな気持ちになるんです。
気のせいかもしれないけど……それでも、胸の奥がモヤモヤしてしまって。
遥
「……わかる。オレも前は“みんなといるのに孤独”みたいなのあった」
「一緒に笑ってんのに、“なんか違う”って感覚、地味にしんどいんだよな」
蓮司
「友達ってさ、“グループに属してる”ことより、
“自分がちゃんと居られるか”のほうが大事なんだと思うよ」
「一緒にいる=心地いい、って必ずしもイコールじゃない」
日下部
「……“置いてけぼり”って感じる時点で、
Kさんはちゃんと自分の気持ちに気づいてるんだよな。
気づかずに“合わせてるだけ”で疲れてる子、多いから」
遥
「でもさ、“この子たちとほんとに仲良しなのかな”って思えるのは、
逆にちゃんと仲良しでいたいって気持ちがあるからじゃね?」
蓮司
「たしかに。“どうでもいい相手”にはモヤモヤしない」
「だから、“モヤモヤ=距離感を調整したいサイン”ってことかも」
日下部
「距離をゼロにする必要はない。
しんどいときはちょっと離れて、安心できる子や場所を探していい。
……その選択は、逃げじゃないから」
🗝 三人からのことば
遥:
「“違和感”に気づけるのは大事なこと。
それは仲良しじゃない証拠じゃなくて、“ちゃんとつながりたい”証拠だと思う」
蓮司:
「無理にグループに合わせなくてもいい。
大事なのは、“自分が安心できる関係”を選べること」
日下部:
「置いてけぼりに感じても、自分が消えちゃうわけじゃない。
ちゃんと“居場所”を選び直せる力はあるから」