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高校二年生・仮名:Mさん
夜になると、ふと不安に押しつぶされそうになります。
昼間は友達と話したり、部活でごまかせるけど、
家に帰って一人になると、頭の中がぐるぐるして眠れないんです。
「このままで大丈夫なのかな」って考えだしたら止まらなくて。
遥
「……わかる。夜ってさ、やけに静かで、
その分、自分の心の声がでかく聞こえるんだよな」
「昼間は平気でも、夜になると全部押し寄せてくる感じ……オレもよくある」
蓮司
「人って、“考える時間”があると余計に不安を膨らませちゃうんだよ。
夜は誰も止めてくれないから、余計にループする」
「不安があるのは、Mさんがちゃんと未来を見てる証拠でもあるけどね」
日下部
「……大丈夫かどうかなんて、夜に答えは出ない。
頭が冴えてるときほど、不安は現実以上に大きく見えるもんだ」
「だから、“夜の不安”は、真実じゃなくて“影”みたいなもんだと思っていい」
遥
「眠れないとき、オレは音楽流して“頭の中を止める”ようにしてた。
考えすぎるより、“今日はもうおしまい”って切るのがいいかも」
蓮司
「夜は心が弱くなる時間帯。だからこそ、明るい時間の自分を信じてほしい。
朝になれば、“なんであんなに悩んだんだろ”って思えること、多いよ」
日下部
「不安をなくすより、“一晩やり過ごす方法”を持つこと。
それがMさんを守る、現実的なやり方だと思う」
🗝 三人からのことば
遥:
「夜に出てくる不安は、心の疲れが見せる影みたいなもん。
“本当の自分”じゃないから、全部信じなくていい」
蓮司:
「未来を考えるからこそ、不安も出てくる。
でもその不安は、朝になれば小さくなることも多い」
日下部:
「答えは夜には出ない。だから、“今日はもう考えない”って切ること。
その選択は、弱さじゃなくて、生き延びる力だ」