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バレたら終わりです。

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バレたら終わりです。

19 - 17.見学🧡、︎🤍

♥

1,073

2025年12月14日

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ひと通り案内してもらって、音楽室をでようとした時。


🧡「もう帰るん?」


💙「え、あ…はい。今日は見学だけだったんで 」


そう答えると、向井はきょとんとした顔をしてから、少し寂しそうに笑った。


🧡「まだおってええんやで」


💙「え?」


🧡「今日、活動日ちゃうし。しょっぴーと音楽の話してる時めっちゃ楽しいし」


……しょっぴー?


一瞬、誰のことか分からなくて固まる。


💙「誰ですかそれ」


🧡「翔太」


俺の方を指差しにっと笑った。


くそ、名前教えなきゃよかった。

前にもこんなことあった気が……


音楽の話が楽しくて、好きな曲だの、歌い方だの、気づいたら自然に名前を名乗っていたんだ。


警戒してたはずなのに。


🧡「翔太って呼ぶのもいいけど、あだ名の方が結構親しみやすいしな」


満面の笑みを浮かべた。


🧡「結構いいやろ、しょっぴー♡」


なんか一気に距離を詰められた感じがして、寒気がした。


それにいつの間にか俺のすぐ横まで来てるし。


近い……


🧡「好きなアーティストも被ってるし、あの曲の解釈も一緒やし。あれ?これしょっぴーやなって」


💙「意味わかんない です…」


🧡「俺も何言ってるんか分からんくなってきた」

よく分からないけど思わず笑ってしまう。

💙「では、今日はこの辺で」

そう言うと、向井は一瞬だけ残念そうにしてた。


🧡「そっか。ほな、またね」

💙「はい」

🧡「こうやって、本気で音楽好きなやつと話すん、久しぶりで楽しかったで」

その言葉に、胸の奥が少しだけ温かくなる。

🧡「明日の体験来てな、しょっぴー」

💙「それ定着させる気ですか?」

🧡「もちろんや 」

そして、音楽室を出て、扉を閉めた。

……なんなんだ、あの人

距離は近いし、テンポは早いし、

でも、今のところ1番話の合う人だったなぁ


けど。脳裏によぎる光景があった。

白雪狩り…


ほんと油断はできないな

そう自分に言い聞かせて、廊下を歩き出した。


次は、ダンス部も覗いてみよっかな。

そう思った、瞬間──


ぎゅっ。


💙「っ……?!」


声が出なかった。

一瞬何が起きたのか分かんなくて、完全に思考が止まる。


後ろから回された腕。

近すぎる体温。


ぎゅっ


💙「…っ」


また強く力が込められた。


︎🤍「昨日、逃げたでしょ」


……最悪。


何となく予想はついてたが、声でやっと確信した。


💙「いや、だって……」


︎🤍「だって?」


聞き返されて、言葉が詰まる。


「だって、お前がキスとかするからだろう!!」


まぁもちろん、言えるわけでもなく。


誤魔化すように視線を逸らすと、少し不満そうな顔をした。

でも、それ以上は何も言ってこない。


︎🤍「……これから、どっか行くの? 」


💙「さっき、サウンド部ってとこ見に行ってて。今からダンス部も、覗いてみよっかなって」


︎🤍「え、ほんと?」


ぱぁっと、分かりやすく表情が明るくなった。


と、次の瞬間手を掴まれた。


💙「ちょ、ちょっと!」


︎🤍「こっち!」


引っ張られるまま、走り出す。


💙「速い!速いって…」


身体も脚も違いすぎる。

息があがって、ついて行くのに精一杯。


︎🤍「ほら、着いたよ」


明るい声と同時に、足が止まった。


💙「……はぁ、はぁ……へ?」


顔を上げると、そこはダンス部の前。


💙「あ……」


︎🤍「ダンス部」


案内してくれたんだ、とようやく理解する。


💙「はぁ……ありがとう」


︎🤍「どういたしまして」


💙「てか、なんで走ったんだよ」


︎🤍「俺、ダンス部だからさ。嬉しくて、つい」


さっきまで余裕そうな感じが嘘みたいで、今のラウールは、ちゃんと年下に見えた。


そう思った瞬間。


︎🤍「ほら、見ていってよ 」


また、手を引かれる


💙「ちょ」


抵抗する前に、もう一歩踏み出してしまっていた。


ほんと、調子狂う…


ラウールに引かれるまま、ダンス部の扉へと向かった。






あっという間に♡100越え。

いつも感謝してます。


NEXT→♡100

♡とコメント待ってます!






バレたら終わりです。

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