テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
📩 相談
中学三年生・仮名:Bさん
学校に行くのがとにかくしんどいです。
教室の空気も苦手だし、先生にも苦手な人がいて。
友達とも、無理して話してる感じがして、帰るとぐったりします。
休みたいけど、毎日行かなきゃダメな気がして、
サボると罪悪感がすごいです。
どうしたらいいのか、分かりません。
遥
「……“毎日行かなきゃダメ”って、誰が決めたんだろな」
「おまえの体と気持ちが“しんどい”って言ってるのに、
無視してまで守らなきゃいけないルールなのか、それ」
日下部
「“休む=悪いこと”って思い込まされてるんだと思う。
でも、心がすり減る場所に通い続けて、壊れるほうが……よっぽど怖い」
蓮司
「罪悪感って、ほんと厄介なんだよね。
自分の“正しさ”の中にしか生まれないくせに、
疲れてるときほど、一番強く感じる」
遥
「“教室の空気”って、見えないのに重いからな……
合わねーとこにいりゃ、息詰まって当然だろ」
日下部
「たぶんBさんは、“普通”にすごく頑張ってる人なんだと思う。
それでもしんどいのは、
“場所”のほうに問題があるのかもしれない」
蓮司
「“自分が悪い”って思う前に、
“自分が苦しい理由”を、ちゃんと探してあげてほしいな。
それ、怠けでも甘えでもないからさ」
遥
「……でもよ、罪悪感抱えたまま休んでも、たぶん休まんねーんだよな」
「だからオレは言う。“堂々と休め”。“自分のためにズルしていい”」
「それが今んとこの、唯一の必修科目だ」
🗝 三人からのことば
蓮司:
「“苦しい”って感じた自分に、まずOK出してあげて。
そこを無視すると、ほんとの自分が見えなくなるよ」
日下部:
「“がんばってるのにしんどい”は、あなたが悪いんじゃない。
がんばった証拠を、ちゃんと受け取ってください」
遥:
「休みてぇなら、休め。サボりてぇなら、サボれ。
“ダメじゃねぇよ”って、オレがここで言っとく」
またいつでも、話してね。
「学校がしんどい」は、“よくあること”なんかじゃなくて、“大事な声”です。