テラーノベル
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ミノの森
センターナの街から北に3キロ歩くと、薄暗い森が広がっている。
目的地のミノの森である。
ルイ・ヴァロ[ここだね。テル、準備はいい?]
テル[大丈夫よ!いつでも行けるわ!]
ルイ・ヴァロ[っとラムも準備OK?]
ラム[ギャー!]
テル[いつの間に召喚してたの!?]
ルイ・ヴァロ[森が見えたからさっき召喚しておいた。]
テル[よし!じゃあ森に入るわよ]
ルイ・ヴァロ[ラム、行くよ!]
ラム[ギャー!]
テル[依頼はビッグベアー3体の討伐ね!]
ルイ・ヴァロ[あぁ。そろそろだな。]
ガサガサッ
ビッグベアー[グオー!!]
ルイ・ヴァロ[出たぞ!ラム!テル!行くよ!]
テル[ええ!くらいなさい!ファイアーボール!]
ラム[ギャー!]
ルイ・ヴァロ[ウィンド!]
ビッグベアー[グギャーオ!]
ルイ・ヴァロ[まずは1体!あと2体だ!]
テル[あそこ!2体いる!]
ルイ・ヴァロ[よし、テル水魔法!]
テル[了解よ!バブル!]
ルイ・ヴァロ[ラム!行くぞ!]
ラム[ギャー!]
ルイ・ヴァロ[ウィンド!ギャー!]
ビッグベアー[グオーオ!グギャーオ!]
ルイ・ヴァロ[よし!3体討伐!]
テル[やった~!]
ラム[ギャー!]
ルイ・ヴァロ[ラム、お疲れ様。戻っていいよ。]
ラム[ギャー!]
ラムは、魔力体となって、ルイ・ヴァロの中に入った。
テル[ビッグベアー3体の核を取りましょう?]
ルイ・ヴァロ[あぁ。]
ルイ・ヴァロ[テル!!危ない!!ウィンド!]
ザシュッ
ビッグベアー[グオーオ!]
テル[え?もう1体いたの!?]
ルイ・ヴァロ[いや、2体いる!]
ガサガサッ
ビッグベアー[ガー!!グオー!!]
テル[こんなに!?ルイ、どうしよう。]
ルイ・ヴァロ[ウッドホーン!]
ビッグベアー[グオ?]
ルイ・ヴァロは鑑定眼を発動。
ルイ・ヴァロ[よし、これなら、契約!]
ビッグベアーが光りだした。
ピコンッ
(ビッグベアーが仲間に加わりました。名前を付けてください。)
ルイ・ヴァロ[今日からお前はマシュだ!]
マシュ[グオーオ!]
テル[凄い!あの凶暴なビッグベアーを仲間にしちゃった!]
ルイ・ヴァロ[もう気配はないみたいだ。ちょっと想定外だったけど、ビッグベアー3体の核と残りの1体の鑑定を、ギルドにお願いしよう!]
センターナギルド
ルイ・ヴァロ[只今戻りました。]
受付嬢
[あ!ルイさん達、ご無事でしたか]
ルイ・ヴァロ[これ、頼まれた依頼ともう1体の鑑定をお願いします。]
受付嬢
[え?4体!?]
ルイ・ヴァロ[どうやら群れで生活していたらしく、危うくテルが怪我をするところでした。]
テル[もうびっくりしたわよ!]
受付嬢
[分かりました。少々お待ち下さい。]
15分後。
受付嬢
[ルイさん達、鑑定が終わりました。]
テル[え!?こんなに貰っていいの!?]
受付嬢
[はい。テルさんへの慰謝料も含まれています。]
ルイ・ヴァロ[ありがとうございました。]
テル[今日はいい稼ぎをしたわ!さぁ宿に戻りましょう?]
ミセル
[おや?おかえりなさい。]
ルイ・ヴァロ[ミセルさん、もう一泊お願い出来ますか?]
ミセル[もちろんよ!部屋は同じでいい?]
ルイ・ヴァロ[はい。構いません。]
ミセス[じゃあ金貨を]
ルイ・ヴァロ[これで合ってますよね?]
ルイ・ヴァロは金貨を二枚手渡した。
ミセル[当たりよ!直ぐ夕飯にするわね!]
テル[あ!ハルさん]
ハル[やぁ、君たち。お疲れ様でした。]
ルイ・ヴァロ[良ければ夕飯一緒にどうですか?]
ハル[ありがとう!じゃあ後でね!]
ギシッギシッ
カチャ。
テル[あー疲れたぁ。]
ルイ・ヴァロ[本当だね。あ!今日いくら稼げたか見てみようか。]
テル[うん!見たい!]
ルイ・ヴァロ[えーと、金貨が六十枚と銀貨が七十枚!?]
テル[すごーい!!大金じゃない!]
ルイ・ヴァロ[どうりで財布が重いわけだ笑]
コンッコンッ
ルイ・ヴァロ[はーい!]
ミセル[晩御飯が出来上がったよ。]
テル[わ~い!ご飯だ〜]
カチャ。
ギシッギシッ
テル[あ!ハルさんいた!]
ルイ・ヴァロ[こんばんは、ハルさん。]
ハル[いや〜マジで驚きだよ!亜種のビッグベアーを4体も倒すなんて!やっぱり君は特別なんだ!]
ルイ・ヴァロ[ハルさん、声が大きいです。]
ミセル[はいよ!お待ちどうさま!]
テル[うわ~!いい香り!]
ハル[そういえば、テルちゃん?ちょっと身体が健康的になったんじゃない?]
テル[それ、遠回しに太ったって言いたいんですか?]
ハル[違うよ?ルイ君と同じものを食べて、丁度いい身体つきになったって事。今日の討伐でも倒れなかったんだろ?]
テル[全然大丈夫だったしむしろ魔法の威力が上がってた。]
ハル[ほらね?君は運がいいね!]
ルイ・ヴァロ[テル、ハルさん、冷めちゃうよ?]
テル、ハル[いただきます!]
30分後。
テル[あ~お腹いっぱい。]
ハル[ここの料理は最高だからね!]
テル[ちょっとミセルさんに習いに行こう!]
ミセル[ん?どうしたんだい?]
テル[えへへ。ちょっと料理を教わりたくて。]
ミセル[構わないよ!こっちに来な!ルイ君、この子借りるよ!]
ルイ・ヴァロ[はい。分かりました。]
ハル[じゃあその間に僕等はお風呂にしようか。]
ルイ・ヴァロ[そうですね。じゃあまた明日。]
ギシッギシッ
カチャ。
ルイ・ヴァロ[さーて風呂の支度をっと。]
テル[ただいま〜]
ルイ・ヴァロ[テル!?顔赤いよ!?熱!?]
ミセル[違うよ、ワインだよ。この子が飲みたそうにしてたんで、一口飲ませたらこのザマさ。]
ルイ・ヴァロ[あ!本当だ。ほんのり甘い香りがする。]
ミセル[私がついていながら、申し訳ない。]
ルイ・ヴァロ[いえ、大丈夫です。とりあえず寝かせますから。]
ミセル[そうかい?じゃあお休み。]
ルイ・ヴァロ[はい。お休みなさい。]
テル[ルーイー!]
ルイ・ヴァロ[はいはい。テルはこっちね。]
テル[うーん(+_+)ぐぅ。]
ルイ・ヴァロ[はぁ、まったく。]
ルイ・ヴァロ[僕はお風呂だ。]
20分後。
ルイ・ヴァロ[ふう。サッパリした。]
テル[うーん(+_+)あれ?私どうしたんだっけ?]
ルイ・ヴァロ[あ。やっと起きたか。]
テル[頭痛い。ルイ?私どうしたの?]
ルイ・ヴァロ[ミセルさんに料理を習いに行って、ワインを一口飲んだら酔ったんだよ。ミセルさんがここまで付き添ってくれたんだぞ。]
テル[ダメだ。まったく覚えてない。]
ルイ・ヴァロ[とりあえず、テルもお風呂どうぞ?]
テル[うん。そうする。]
20分後。
テル[あ~気持ち良かった。]
ルイ・ヴァロ[料理は明日習えばいいよ。今日はもう休もう?]
テル[うん。そうだね。]
ルイ・ヴァロ[じゃあお休みなさい。]
テル[うん。お休みなさい。]
こうしてルイ・ヴァロとテルの1日が終わった。
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橘靖竜
#切ない
#長編