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プロローグ
この世界には幻想郷と呼ばれる、忘れ去られた者が行く幻とも呼ばれるパラレルワールドが存在する。
その幻想郷は1度危機に陥ったことがある。1度と言ったが1度2度だけじゃない。だが、この中でも飛び抜けて危険にさらされた異変である。その名は通称”VS”。vampire strangenessの訳である。
その異変について語ろうと思う。
あれは数百年前。吸血鬼は絶滅危惧種に指定されていた。吸血鬼は人の血を吸わないと死ぬ。だが、人間はそんな珍しい吸血鬼のために献血もせず、普通に人間は生きてきた。その中、吸血鬼の原始となった吸血鬼が思いついた。「他の世界に行けばよい」と…
そして、計画は実行するために準備段階に移行する。
そして、準備が終わり別世界に行く。その世界が”幻想郷”だったのだ。
1章
幻想郷の神社、博麗神社。
その博麗神社の巫女、博麗霊夢は今日も親友の霧雨魔理沙と話している。霧雨魔理沙は何でも屋をやっており、依頼こそ少いが、数少ない実力者である。霊夢も幻想郷で最強と言われるほどである。
[今日も平和ね]と、霊夢が言う。
魔理沙が相打ちを打つように[そうだな〜]とのんびり言う。そして、少しの間沈黙が続く。すると、空から鴉天狗の射命丸文が降りてくる。射命丸文は文々。新聞という、デマ情報がほとんどの新聞を担当している。あの鴉天狗はネタでも探しにきたのだろう。そう思っていると文がいう。[霊夢さん!魔理沙さん!人里で異変です!]
その話を聞いた霊夢と魔理沙は何も言わずに、準備をする。
準備し終え、霊夢は文に訊く。[本当なのよね?]と疑問に思ったことを言う。
それに文は[えぇ]と、こくりと頷く。
そして、博麗神社の前にある長い階段を降り、人里へ向かう。
2章
霊夢と魔理沙は人里に着き、周りを見渡す。特になにもないが、異様さがある。謎の沈黙に、人の匂いがない。本当に何があったのかと思う程である。
すると、人里の入り口方面から爆音がする。
魔理沙が[なんだ!?]と、言うと一体の吸血鬼が姿を現す…
次回へ続く…