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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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昨日の夜、修くんが遊真をボーダーに改めて誘ったらしい


そこから遊真と修くんが私に話をしてきたが


まだ決められてない


面と向かっては言えないがボーダーにいた時、それなりに楽しかった


きっと今のボーダーに入っても有意義な時間を過ごすことが出来ると思う


だけど、少しだけ怖い


本当に受け入れてくれるのだろうか


私みたいな裏切り者が


………自分が弱いことはよく分かっている


だけど


弱いのを改めて考えるのって、こんなに辛いことだったっけ



……………とにかく



悠一は気を遣ってくれたのか、まだ本入隊じゃないから決める時間はあると言われた



私はともかく千佳ちゃんも入れた3人はA級を目指して近界ネイバーフットに行くらしい


そして今はA級に目指すために宇佐美さんから説明を受けている


するとドタバタと足音が聞こえてきた


?「ちょっとー!私のどら焼きないんだけど!!」


見事バーンという音と共に扉が開いた


?「お前か!?私のどら焼きを食べたのはー!!」


橙色の髪の女の子が陽太郎を引っ張り上げる


この子は小南桐枝。数少ない友達と呼べる子だ。


………この子には今会いたくなかったな


?「なんだなんだ、騒がしいな」


……!レイジさんだ……



宇佐美「ごめん小南!昨日お客さん用に出しちゃったの!」


小南「お客さんってこいつらのこと?」


木崎「支部長ボスが言っていた新人か?」


迅「あぁ、そうだだ」


小南「新人!?そんなの聞いてないわ!」



迅「実はこいつらは俺の兄弟達なんだ!」


……始まったな


小南「えっ!そうなの!?……確かに似てるかも……とりまる知ってた?」


烏丸「えぇ、もちろん。小南先輩知らなかったんですか?」



小南「ウソでしょ!?」


嘘だよ


小南「レイジさん知ってた?」


木崎「あぁ、よく知ってるよ。迅が一人っ子だってな」


小南「えっ!?」


宇佐美「紹介するね?この騙されやすい子が小南」


小南「えっ、騙してたの!?」


宇佐美「こっちのモサモサしたイケメンが烏丸京介。で、こっちの落ち着いた筋肉が木崎レイジさん」


宇佐美「で、新人の3人はA級目指してるの」


小南「てか私は新人なんて認めないわよ!なんで玉狛うちに入れるわけ!?」


迅「ボスが認めたんだぞ?何も言うことはないさ」


小南「ボスが?……ふーん、だったら強いんでしょうね!? 」


木崎「……朱南はどうするつもりだ」


『私は……とりあえず3人がA級目指すのを手伝う』


木崎「……そうか、朱南がそう判断したなら俺は止めない」


『ありがとう、レイジさん』


きっとレイジさんは私が戻ってきたこと、みんなの前で触れないでいてくれてるんだな


正直、腫れ物のような扱いな気がするけど


私はそれを言う立場じゃない


小南「え、……?朱南?アンタ、いつからいたの!?」


ん?


『……最初からいた。視野が狭まってるんじゃない?』


本当に気づいてなかったら正直心配なんだけど……


小南「ウソでしょ!?てかアンタ死んだんじゃ……!お、お化けっ!?」


『は?私が死んでる?バカなこと言わないでよ。私はそう簡単に死なない』


小南「じゃあ、なんで……」


木崎「小南、朱南。今はその話じゃない」


小南「………」


『………とにかくそのA級?が米屋先輩達ぐらいのレベルを目指すのだったら相当な鍛錬が必要。その辺りはどうするつもり、悠一?』


迅「そこは心配するな!新人は3人、玉狛ウチにはA級の優秀な隊員が丁度3人いるだろ?」


宇佐美「だから1人ずつ師匠って感じで指導をつけようと思うの!」


遊真「ふむ……=3=」


小南「ふーん?なら私はこいつもらうから」


そう言うと遊真の方に手を回して


小南「こんなかだとアンタが一番マシでしょ?」


遊真「ほう……お目が高い✨」


桐枝って指導者に向いてない気がする………感覚派だし


……遊真だから伝わるか


宇佐美「千佳ちゃんはレイジさんかな?狙撃手スナイパーの経験あるのレイジさんだけだし」


木崎「そうだな。よろしく」


千佳「よろしくお願いします……」


レイジさんは教えるの上手だし大丈夫かな


烏丸「じゃあ俺は必然的に……」


修「……よろしくお願いします」


烏丸さんってどういう人なんだろう?


米屋先輩の知り合い……だった気がするからアレだけど……ここに居るってことは大丈夫かな……?


宇佐美「よし!3人とも決まったね!朱南ちゃんはみんなのこと指導してくれる感じかな?」



迅「いや、朱南はこれから俺とやることがある。だからその件はなしだ」


『は?何言ってるの……その話なにも知らないんだけど』


迅「まぁまぁいいじゃん?早く行くよ」


『え、いや……っちょっと離しt』






悠一の思うままズルズルと連れて行かれた場所は………






『待って、無理だって。やばいって』


迅「大丈夫だって〜一部しか通らない道使うからさ〜」


『流石にダメだって!ボーダーの本部は!』


そう、今はボーダーの本部………の入り口にいる


どうやらボーダーの本部で待ち合わせをしてるようだ


『ぜっったいバレる……!服装とか……色々あるよ?やめよう?ね?』


迅「ん〜じゃあ、まず換装体になって?」


『(……トリガー起動トリガーオン)なったよ』


迅「俺の上着羽織って。はいこれ」


なぜか悠一の着ていた上着を渡され、しぶしぶ着てみたのだが……


『………大きい、無理』


迅「だって俺のだもん」


『……は?』


迅「まぁとにかく!それ着て帽子でも被っとけばバレないから。よし行こうか」


『………分かったよ』


少し緊張しつつ機械質な本部へと足を踏み入れた



『で、どうしてここに連れてきたのか説明してくれるよね』


迅「それはするよ!んーっと簡単に言えば……城戸さん達が遊真のブラックトリガーを狙ってるって未来が視える」


『……は?遊真のことを城戸さん達に説明したんじゃないの?』


迅「勿論さ。ただ城戸さん派閥的には玉狛うちブラックトリガーが2つもあるとパワーバランスが崩れるんだよ」


『何それ……城戸さんだって有吾さんにお世話になったのに、なんで……それに派閥ってなに?』


迅「………玉狛は遊真みたいな近界民ネイバーと友好関係を築きたい。忍田さん派閥は街を守る近界民ネイバーと中立的な立場。城戸さん派閥は近界民ネイバーを絶対許さない人が多く集まっている」


『それが今のボーダーなの……?…………城戸さんってやっぱり変わったんだね』


迅「………人は必ず変わっていく。だけど城戸さんもボーダーのことを一番考えている」


『えぇ、分かっているけど………近界民ネイバーに恨みを持つ人が多いから城戸さんの立場は間違ってはいないけど……』




少しの沈黙で


コツ、コツ、とただ足音だけが響く

少し冷静になろう。ゆっくり考えないと



『話が逸れたね。城戸さん達が遊真のトリガー

を狙ってるとして、どうするつもり?』

迅「そりゃもちろん………帰ってもらうよ」


『………そんな平和的にいけるの?』


迅「んー………ほぼ無理だろうね」


『じゃあ、戦うの?』


迅「まぁ、ただ戦うだけじゃないが。そんな感じだ。」


……つまり、悠一が私をここに入れたのは


『………協力者がいる?じゃなかったらわざわざ私をここに入れないでしょ』


迅「……!ご名答〜!」


『なるほどね……それで今から協力者に会うわけか』


迅「それと作戦会議かな〜話が外に漏れることはないだろうね」


『分かった。もちろんその人達って信頼できるんだよね?』


迅「もちろん。じゃなかったら会わせないよ」


『それもそうね』


ピタッと悠一が足を止めたのでつられて私も足を止める


迅「さぁ、ついたぞ」


目の前に佇むのは機械質な扉


入った時からだけどずっと同じ景色ばかりでずっと近未来にいるみたいだ




コンコンと悠一がノックをし入っていいか?と聞くと


?「あぁ!迅か!入っていいぞ!」


陽気な声が聞こえてきたので、悠一の後ろに隠れるように部屋に入った




*********************


どうも作者です


更新がめっっっちゃ遅れてしまい申し訳ございませんでした😭


言い訳をしますとね


まず今回の話のワートリ3巻を無くしました


っていうのが2ヶ月ぐらい前の話です


で本編沿いなので上手く書けなくてですね、けっこう飛ばしてたのが分かると思います


今は見つかっているのでご安心を



あと夏休みシンプルガチリアルが忙しくて



以上言い訳タイムでした……




それと自己紹介欄にも書いてあるんですけどリア友に垢バレしたかもしれないんですよね笑


元々、テラーやってるリア友(A)がいて投稿を見るためにフォローしてたんですよ


そのAのことをちょくちょくリア友に見せてたんですけど、なんとですよ


Aのフォロワーにまた別のリア友がいるって話になって探してたんですけど


リア友が「作者ちゃんの垢どれ〜?」


ってフォロワー欄見ながら言ってきて、作者は急いで自分の垢を手で隠したんですよ


………テラーノベルってフォロワーに自分がいても他の人と変わらないんですよね


つまり作者自爆したんです


イラストと名前が変わってるのはそゆことです


しばらくしたら名前は戻しますが、イラストは新しいのを用意します


なんとなくイラストは覚えてるとか言われたんで


以上でーす




魔女の踊るべき場所は。2

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