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私は個人で絵のモデルをやっている。のだけれど、今日はいつもとちょっと違った仕事だ。友人から、旅館のお手伝いを頼まれた。料理の盛り付けなんかをするらしい。よほど高級な旅館なんだろうか、それだけでけっこうな額のバイト料が出ることになっていた。

「いいけど……でも、どうして私?」

「ほら、ヌードモデルやってるじゃない?」

「ああ、うん」

「だから、ちょうどいいかな、って」

ううん? ヌードモデルと、料理の盛り付けが、どう関係するんだろ? よくわからなかったけど、まあ、お金になるならなんでもよかった。そして、その旅館に行ったんだけど……。

その旅館はけっこうな山奥にあった。そして、予想どおりすごく立派な建物だった。旅館について、お客さんがいないことを見計らって厨房に顔を出すと、板前さんたちが、

「おう、来たか! こっちだよ!」

そう言って、大きなテーブルの前に案内してくれた。そこには、すでにたくさんの器が用意されている。中でも目を引いたのは、真ん中のすごく大きな、舟の形をした器だ。もちろん本物の船よりは小さいけど、これなら人一人くらい寝れそうだ。

「じゃ、よろしく頼むぜ」

そう言って、板前さんたちは行ってしまった。えっと……これはつまり……?

「じゃ、お願いね」

女将さんらしき人が来て言った。そして、私の返事も聞かずにいなくなってしまった。ど、どういうことだろう? そう思っていたら、担当らしい女中さんが来て、仕事用に着替えてくれといった。とりあえず、言われたとおり服を脱いで、下着姿になった。それから、仕事用の着替えを探したけれど、みあたらない。どこにあるのか訊いてみた。すると、

「もう用意してありますよ」

そう言われて、鏡台の前に座るように促された。そこには着物が掛けられている。浴衣みたいなものだ。でも、ただの浴衣じゃない。帯が普通のとは違うし、着方がわからない。それにすごく薄い。透けてるんじゃないかと思うくらいだ。私が戸惑っていたら、女中さんが来てくれた。

「あら、下着も脱がなきゃだめよ」

えっ!? 驚いている間に、女中さんはてきぱきと準備を始めた。あっという間にはぎ取られてしまう。胸を隠す暇もなかった。

「それじゃ、始めますからね」

そういうと先ほどの薄い着物を羽織り、台所に連れていかれた。今日の仕事って、いったい……?(続く)

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