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高校一年生・仮名:Sさん
友達と話してるとき、どうしても会話に入れないときがあります。
みんな盛り上がってるのに、自分だけ言葉が出てこなくて。
「つまんないって思われてるんじゃないかな」って不安になります。
仲良くしたい気持ちはあるのに、空回りしてしまうんです。
遥
「……それ、めっちゃわかる。
オレも昔、会話の流れにうまく乗れなくて“置物”みたいになってた。
話したいのにタイミングつかめないの、しんどいんだよな」
蓮司
「会話に入れない=嫌われてる、ではないんだよ。
単純にテンポとか、話題との相性とかが合わないだけのときもある。
“自分だけ浮いてる”って思うのは、ちょっと自分に厳しすぎるかも」
日下部
「……“つまんないと思われてるかも”って気持ちは、
それだけSさんが“仲良くしたい”って思ってるから出てくるんだと思う。
だから、それは悪い感情じゃない」
遥
「てか、無理に盛り上がんなくてもいいんじゃね?
“聞いてる側”って意外と大事な役だし、
“ちゃんと聞いてくれる子”って信頼されること多い」
蓮司
「そうそう。“相槌がうまい子”って、それだけで人気者だったりする。
言葉が少なくても、“一緒にいて安心できる”って思われる関係もあるんだよ」
日下部
「……それでも苦しいときは、
無理に大人数に合わせるんじゃなくて、少人数で深く話せる相手を探すのもアリ。
“話せない自分”を責めるより、“話せる場”を大切にしたほうがいい」
🗝 三人からのことば
遥:
「会話にうまく入れないのは、“つまんないから”じゃなくて、
“まだタイミングを掴んでないだけ”。焦んなくていい」
蓮司:
「言葉が少なくても、ちゃんと聞いてくれる人は貴重。
“無理に話さなきゃ”って思わなくて大丈夫」
日下部:
「大人数に合わせられなくても、Sさんの価値は変わらない。
自分が安心できる相手を、大事にしていい」