TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
不登校のわたし

不登校のわたし

「不登校のわたし」のメインビジュアル

3

葛藤

♥

19

2021年12月12日

シェアするシェアする
報告する


一時間…二時間…と過ぎてゆく中で、私はだんだんと焦りを覚えてくる。不安と罪悪感からの焦りだ。


「行かなきゃ…でも…」


行きたくない。


これほど切実に思っても、言っていることは「当たり前」が出来ない人間の言葉でしかなくて。


それが無性にやるせなく、そしてまた意地汚い考えだと思った。


しかし、お昼に差し掛かると、朝に電話で言った「行けたら行きます」の言葉が気に掛かって、余計に焦りを感じ出した。


「行きたくない…行きたくない…」


私はついに、一人でに涙をこぼしながらそう呟くしか出来なくなっていた。


自分は今悪い事をしている、という罪悪感と、学校に行かなければならない恐怖心で涙は一向に止まらない。


「どうして行きたくないの…?」


自分でも本当に分からなかった。何故学校に行きたくないのか。


そうして、私はお昼休みが終わるまでずっと家で泣き続けていた。

この作品はいかがでしたか?

19

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚