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森林エリアに向かうゴザルとプリン。同じくランカー狩りのカールマから逃げるように森林エリアを目指すミーシャとベルノ。気付けば第二ラウンドの収縮が始まっており他のプレイヤーも島の中心を目指して走り出す。その光景を各町の大広場に映し出されたスクリーンで観戦するプレイヤー達と、第一ラウンドにて収縮円に飲まれて復帰出来なかった人々が悔しそうに今の状況を眺める。そんな中さらに別の場所ではこのゲーム。ファンタジア・ドラゴン略してFDを開発し管理している通称運営と呼ばれる数名もこのイベントを眺めていた。理由は単純でイベント内での改善点や次回イベントでも活かせそうなシステムや参加プレイヤーの様々な策略、そういったデータを収集するために『神』としてこのイベントを眺めているのだ。


『なぁ?このイベントに参加してる奴らの中に初心者ももちろん居るんだよな?』

そう聞くのは子供が書いたウサギのようなアバターの運営の一人『アカ』である。

『あったりまえだろぉ?今回あえてプレイ時間や装備によるランク分けをせずにイベント自体にどれくらい人が来るのか、また来てくれる参加者の割合を調べるために無差別級のバトロワにしたんだぞ?』

アカの疑問に対して回答したのは同じ見た目ではあるが顔が少し違った『アオ』である。

『そうだよね?で、でもさ明らかに初心者のはずなんだけどそうとは思えない人達が数名いてそれが不安で仕方ないんですけど…。』

『具体的には誰です?』

冷静に質問したのは『ミドリ』。顔グラとカラーが違うだけのアバターの一人だ。

『役職魔法使いのはずなのに何故か蹴りとかを多用する【ミーシャ

そのミーシャと共に行動する役職魔物使いテイマーのはずなのに何故か召喚士サモナーとしてのスキルも使える子供【ベルノ

ストーリーしか基本やってなく、プレイ時間で言えば隅々まで遊んでる【ヒカル】と変わらないレベルだが装備が初期から少し強くなっただけの役職暗殺者【ゴザル

ベルノ】同様自身の役職は召喚士サモナーなのに魔物使いテイマーのスキルも使えて立ち回りが子供とは思えない【ルーマ

そしてネット掲示板でも話題になり続けてる明らかに変な初心者代表【プリンセス

ミーシャやルーマはランク外ではあるがこの後絶対ランキングに入っていくるはず。もしそうなら、半分は初心者が埋めることになるんだぞ!?これは明らかに異常じゃないか!?』

『我々の調整が甘かった。それしかないな。』

『ていうか今名前を上げた初心者組全員変なステ振りしてる奴らしかいないじゃないか!?』

『プリンセスは攻撃と素早さに極振り。

ミーシャは魔法攻撃力とMPに極振り。

ベルノは素早さオンリーに極振り。

ルーマは知力オンリーに極振り。

ゴザルは運、ラックに極振り。全員あまりに尖った構成ビルドなんですよ……。』

諦め気味に話すのは『キーロ』。現状に対して対処をしないといけないが自体がぶっ飛びすぎており悟りの域に達していた。

『一周してこのステ振りの方法が流行りなんじゃないです?我々としては非推奨ですけどねもちろん。』

『これが流行りならこのゲームおしまいだろ。極振りにすることでゲームが有利に進むなんて玄人くらいしかしないのに、それを初心者がやってるのがおかしいんだよなぁ。』

『もっと言えば【プリンセス】とかいう奴は剣士を選んだはずなのに素手で東門のクマを倒して、ネタで作ったスキルとかも手に入れてるし……。』

『あのプレイヤーに僕たちのゲーム壊されそうだね。』

『幸いなことに【ヒカル】と【グレン】の二強が居るからこんな変なやつがいるとしても王道なゲームであるということは保たれてるはずだ。』

『極振り初心者達が蔓延り出したらそれはもう末期ですからねぇ……。』

『でもほら、うちらのメインは対人じゃなくてストーリーだからそっちの宣伝もしていった方がいいもよ?』

唯一この運営陣の中で女性である『モモ』がそう口を開く。

『まぁそれもそうだな。一旦はイベントが無事に終わることを願うか。』

『既に初心者組がイカれてて無事じゃないんだけどね。』

『これ以上は被害でないことを願うわ…』

ステータスは極振りで決まり!

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