「ようこそ、ジョー・アルヴィアン侯爵代理。君が充実した時間を過ごせるといいな。」
ユリアスは嬉しそうにそう言う。俺はそれに社交的な笑顔で応える。
なぜこうなったかを説明するには数日前に遡る必要がある。だから時計の針を少しだけ戻すことにしよう。
俺は彼をいつものように酷く抱き潰し、彼は疲れているが全てが満たされたように、満足そうに寝転がっている。
「君ほど性的に奔放な人は見たことがない。1日に4回も5回も抱き潰されたい、それを週に2度も3度も望むなんて狂っているさ。」
「…ところで次の土曜日は予定ある?」
「特には。どこか俺を連れていきたい場所でも?」
「国王陛下が水晶宮で鷹狩りをするらしい。僕に君を誘ってほしいって。明日には招待状が届くと思うけど。」
「国王陛下が、俺を、鷹狩りに誘う?にわかには信じられないな。どうしてそんな大事なことを先に言ってくれないんだ?」
「君が僕を押し倒して口を手で塞いだから言えなかったんだ、アルヴィアン侯爵代理。」
「ユリアス王子殿下、俺はあなたに言い訳は求めてません。罰として俺にもう一度付き合ってください、できますか?」
俺はそう言って彼の身体を寝台に押さえつける。彼は一瞬戸惑ったような表情を見せるも、すぐ快楽に染まった顔を見せる。まだ激しい夜が終わることはないようだ。






