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支度が終わってからは、まだ2時間も時間があるというのに、蒼とのお出かけが楽しみすぎて落ち着かない。
鏡を見て、髪が整ってるか、メイクは似合っているか色んなことを確認する。
好きな子とふたりで出かけるのってこんなにも恥ずかしくて緊張しちゃうんだ…
今なら、世界中の女の子の気持ちがわかるよ!!
そんな感じで2時間を過ごして、蒼との待ち合わせ場所へと向かう。
「ルーキー行ってくるね(* ˊ꒳ˋ*)」
愛しの愛犬。ルーキーにさよならした後は、近場の公園へ行く。蒼とはご近所さんだけど、待ち合わせするようなところがあんまり無かったから、公園ですることにしたのだ。
晴天の空を眺めながら、歩く。
今日の空は、私の気分と同じくらい晴れてるなぁ。
そんなつまらないことを考えながら私は公園へと向かった。
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「蒼!おはよう!」
「莉奈!おはよう(*^^*)」
10分前には着いたのに、待ち合わせ場所には蒼がいた。ブランコに乗って、ゆらゆら揺れている。
いつもと違う感じの雰囲気…
私服。
「꒰ᐢ⸝⸝⸝⸝ᐢ꒱」
それだけで私の顔面は真っ赤に染まってしまった。なんだろうこの、蒼のイケメンオーラ感。
黒パーカーにブカブカズボン。そんな当たり前みたいな感じの服をどうどうと着こなしてる…
ほんと、かっこいい。
この時、蒼を誘ってよかったなって思えた。
私が蒼を直視できずにいると、
「莉奈。
その服可愛いね(*^^*)似合ってる。」
「え!!ありがとう。」
思ってもみないことを蒼に言われた。
“可愛い”“似合ってる”!?
う、嬉しすぎてまた顔が赤くなる。蒼はこんなにも女の子を褒める人だったかな…??
学校では、女子に人気だけど、あんまり話してる感じしないし…
そういえば、学校で蒼いっつも私と一緒にいるじゃん!!
あらためて考えたらそうだった。
少し不安になってしまう。だって、私とずっと一緒にいるとなんかこう…
嫌だとか思っちゃいそうで…
よく分からない感情が私の中に流れ込んでくる。もし、嫌だとか思われてたらきっと立ち直れない。
だって、私は今、こんなにも蒼のことで頭がいっぱいで…
“好きなんだから…”
胸の奥がじんわり暖かくなるのと同時に、少しだけ寒い風が私の髪を揺らした。
「え?莉奈…?どうしたの?」
「えっ?な、何が?」
突然蒼が聞いてくるからなんのことか気になってしまう。私、何か顔に出てたのかな??
顔ってどんな顔だったんだろう??
不安でいっぱいになってしまう。蒼がもじもじとしている姿を見て何となくこう、
可愛い!!
不安は消えてしまった。