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遠足回「ガンマの300円ルール」
~うましか、おやつ代で宝くじを買う!? そしてカレンダーの勘違い…~
1.うましか、夏至を春休みの終わりと勘違いして登校する
朝の教室。
目蒲 安(めがま やすし)は、机に肘をついて眠そうにしていた。
「なんか静かすぎるな……」
ふと顔を上げると、教室には彼の他に誰もいない。
「えっ、もしかして休み?」
状況がつかめず戸惑っていると、**ガラッ!**と勢いよく教室の扉が開いた。
「おはよう! やっと春休み終わったな!」
元気いっぱいに登場したのは 馬鹿 無治(うましか むじ)。
茶髪ボサボサで、目がキラキラ輝いている。
今日も動きが大きく、全力で登校してきたらしい。
「あれ? 目蒲、お前しかいねーの?」
「……いや、うましか、お前カレンダーの『夏至』を春休みの終わりだと思ってない?」
「え? そうだけど?」
「……いやいや、どう考えてもおかしいだろ!!!」
2.ガンマの幸運、学校を巻き込む
「でもよ、俺が来たってことは学校あるってことだろ?」
うましかは自信満々に腕を組む。
「いや、普通に考えて休みだろ……って言いたいところだけど……。」
気づけば、なぜかクラスメイトがぞろぞろと登校してきた。
「あれ? 俺のスマホ、今日から学校開始って通知きたんだけど……。」
「うちの親も『早く学校行きなさい』って送り出してきたんだけど?」
「……ガンマの力、ヤバくない?」
目蒲は、うましかの肩の上でぽよんぽよんと跳ねている害獣 ガンマ に視線を移す。
丸っこくてパンダのような姿のガンマは、無邪気に「ぽよん♪」と跳ねながら言った。
「うましかの選択は、すべてうまくいく運命!」
「いや、春休みの終わりすら変えるのはおかしいだろ!」
目蒲は頭を抱えた。
3.遠足のおやつ300円で、うましかは宝くじを買う
昼休み、先生が教室で遠足の説明を始めた。
「さて、次の遠足の持ち物ですが……おやつは300円までです。」
その瞬間、うましかの目がギラリと輝いた。
「300円までってことは、何を買ってもいいってことだな?」
「おい、まさか……。」
目蒲は嫌な予感しかしなかった。
そして、遠足当日。
「よっしゃ! 俺は宝くじを買ったぜ!!!」
うましかは堂々と300円で購入した宝くじの1枚をクラスメイトに見せつけた。
「お前、本当にやりやがったのか……。」
目蒲は呆れながら額を押さえた。
「だってさ、お菓子なんて食べたら終わりだけど、宝くじは当たれば未来が変わるんだぜ!?」
「そうだけど、当たるわけ……」
ピンポーン!(コンビニの店内音)
スマホの通知が鳴る。
うましかが画面を開いた瞬間、クラス全員が絶叫した。
「おいおいおいおいおい!!!当たってるじゃねーか!!!???」
当選金額:6000円。
「さすがうましか!!」
「運だけで生きてるのに成功するのやばすぎる!!」
「もうお前のこと天才って認めるわ!」
うましかはニヤリと笑った。
「だから言っただろ? 俺は『LUCKY GENIUS(幸運の天才)』だってな!」
ガンマは「ぽよん♪」と嬉しそうに跳ねていた。
4.遠足のおやつ問題、どうする?
「で、結局どうするんだよ、遠足のおやつ。」
目蒲は呆れながらうましかを見た。
「いや、俺はおやつ代で資産を増やすことに成功したんだから、これはセーフだろ?」
「意味わかんねぇよ!!!」
結局、うましかは「遠足のルールを破っていない」としてお菓子を買い直し、6000円は「将来のために貯金する」と宣言。
こうして、うましかの300円ルール伝説は、クラスの歴史に刻まれたのだった——。