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(ザザザッ)

テレビから突然砂嵐が流れ始め、僕は本を読んでた手を止めた。しばらくすると声が聞こえてくる。

「―どうもイシダだ、調子はどうだい?―」

「どうもイシダさん、良くも悪くもってかんじです。」

「―ならば良いのだろう、まぁ今日もしばらく話そうや。―」

イシダさんと初めて通信してから約2ヶ月くらい経った。彼はいい人だ。定期的に向こうから通信してくれて僕の話相手になってくれている。そして彼と話すうちに分かってきたことがいくらかあった。

彼の年齢は72で彼より少し若い奥さんがいる。シェルターでは奥さんと二人で暮らしていて、奥さんは病気を患っており、もう長く無いかもしれないということだ。

今イシダさんは奥さんの看病をしつつ、さまざまなシェルターの住人と通信を行なっているらしい。そして彼にはカズヤという生き別れの息子がいて、通信を繰り返すうちに息子のいるシェルターと通信ができるかもしれないと少しだけ期待しているそうだ。

そしてイシダさんから今僕たち人類が置かれている状況についても教えてもらった。人口の増加により地球は汚染されてしまい、生存競争による戦争が各地で勃発し、使われた兵器により地上は人が住めない環境になりつつある。それで多くの人間は地下にシェルターを作り暮らしているらしい。

大概のシェルターには1ヶ月から3ヶ月に一回、地上にいる業者がメンテナンスに来る。業者といっても地下から遠隔操作されて動くロボットがメンテナンスを行う。

現在では人が地上に出ることは難しく、代わりにロボットが仕事をしているそうだ。本を読んである程度知っていたこともあったが、イシダさんから聞くことで新たな知識を得ることができた。

シェルター 〜A Journey of Weaving Emotions〜

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