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辰哉君不幸過ぎます。 幸せになってほしいです
ほんっっとこのすとーりー大好きです! 私も作品投稿してるんで作品のかく大変差が分かるんですけど、同じ投稿者のはずなのに天才すぎて泣けてきます𖦹.𖦹💧 続きもゆっくりでいいんで更新まってます!
第3話
目黒
『こ、殺したって……』
辰哉
『…本当だよ。亮平の両親も俺が殺した。』
目黒
『っ…………』
正直、言葉が全く出ない。
殺しになんて関わることは無いと思ってた、、、
…いや違うな。
こんな18歳の少年から“殺した”という言葉が出てくることに動揺しすぎている。
でもそれが本当かどうかなど誰にも分からない。
知っているのは彼本人だけ。
俺たちが出来ることは彼の、、
彼たちの身の安全を保証してあげることだ。
岩本
『……と、とりあえず服を着替えよう?大きいかもだけど俺のを貸すよ。』
辰哉
『…………は、?』
目黒
『えっと、亮平くん…はまだ寝てるからそっとしておくけど、辰哉くんはお腹減ってる?あっ、でも先にお風呂か…ー』
辰哉
『ふざけんな!!!!』
岩本&目黒
『…………?』
辰哉
『俺はっ、、、』
辰哉
『俺は人を殺したって言ってるんだぞ!!』
目黒
『……でもそれが本当かどうかは俺たちには分からないよ。』
辰哉
『本当に決まってるだろ…っ!!だから早く警察にでも付き出せよっ!!』
岩本
『そんなこと俺らはしないよ。』
辰哉
『……何で…っ』
岩本
『君は少なくともまだ18歳の子供なんだよ。それに俺らは医者。診た人は最後まで責任を持って世話をしなきゃいけない。』
辰哉
『…だ、誰も世話になりたいなんて一言も…っー』
目黒
『でも帰る場所が君たちにあるの?』
辰哉
『……!』
岩本
『…辰哉。』
辰哉
『………っ』
岩本
『俺たちと一緒に暮らそう?』
辰哉
『……え』
岩本
『誰にも君たちのことは言わないし、俺たちが最後まで責任を持って一緒に暮らすから。』
辰哉
『…っでも俺は人殺し…ー』
目黒
『人殺しかどうかなんて関係ない。
俺たちが君らを守りたいから言ってるんだよ。』
辰哉
『っ、!』
岩本&目黒
『『辰哉、俺らのところにおいで?』』
辰哉
『…………っポロポロ』
岩本
『……………』
辰哉
『ッう”、くっ……グズッ』
辰哉は安心したのか声をあげて泣いた。
その姿はさっきまでの得体の知れない少年ではなく
ただの18歳の少年の姿だった。
岩本
『どう、落ち着いた?』
辰哉
『……うん。』
岩本
『やっぱりその服、サイズ大きかったかな…?』
辰哉
『ううん大丈夫。……………あ、……、』
岩本
『?』
辰哉
『……あ、、…あり、がとう……っ///』
岩本
『……!』
辰哉
『//////////』
岩本
『…ふふっ。怖い子かと思ってたけど、可愛いところもあるんだね笑』
辰哉
『なっ////そんなんじゃないしっ!!////』
目黒
『2人とも!!』
岩本
『蓮どうした?』
辰哉
『??』
目黒
『亮平くんが目覚ましたよ、!!』
NEXT……♡200