テラーノベル
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「ごめんね~。私って、嫌なことはきちんと口に出す人なんだぁ」
杏樹が悪びれる様子もなく言う。
初対面なのに、ズケズケとパーソナルスペースに入ってくる。
いや、パーソナルスペースを自分の空間にしようとしている。
奈緒の苦手なタイプだ。
「昔っからさぁ~、うちのイケメン代表目当てで入社しようとする馬鹿女が多くってさぁ。本当、迷惑なんだよね。こっちは真剣に仕事しているのに、脳みそお花畑でさぁ~」
杏樹の顔が溜め息まじりの表情から、険しいものへと変貌する。
「私、そういう女、大っ嫌いだから」
杏樹が嫌悪感のある冷たい視線を送ってきた。
「ち、違います! 私は!」
「みんなそう言うんだよね~」
杏樹は奈緒の顎から手を離すと、両手のひらを上に向けて言った。
「なんでさ~、みんな平気で嘘つけんの? 恥ずかしくないの?」
「嘘じゃないです! 私は自分の人生をやり直すために、必死に*******************
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