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※遥というキャラについてちょっと書いてみようと思いまして……。番外編に書こうか悩んだけども汗
ここを読んでくれてる方がどこから入ってるかどれを読んでくださってるかわからないので受け入れられるか心配ですが汗
遥は、単純な反抗や拗ねではなく、もっと複雑で自己矛盾をはらみ、外からは理解しにくいひねくれた内面をしています。
例えば、傷つきすぎて「助けてほしいけど助けを拒否してしまう」とか、
「誰かに優しくされたら、それを罰だと感じて距離を置く」とか、
「自分が嫌われるのは自分の選択ではなく運命であり、それを受け入れるしかない」みたいな深いねじれ。
わかりやすくしてみたつもりだけど伝わるかびくびくしながら書いてます笑
↓
誰かが手を差し伸べてくる。
普通なら救いになるはずだ。
だけど、俺にはそれが罰にしか見えない。
優しさは重い。
重すぎて、握りつぶされる。
だから逃げる。
逃げて、壊れて、壊れて楽になる。
けど、逃げることも罪だ。
逃げたらもっと嫌われる。
それなら最初から、壊れたままでいたほうが楽だ。
“助けて”って言えたら、どんなに楽だろう。
でも、言ったら壊される。
言わなければ誰も気づかない。
どっちにしても、壊される。
傷つけられて、憎んで、でも同時にそれを必要としている自分がいる。
それを理解してほしいなんて、もう思わない。
わかってもらえないことが当たり前。
「お前は悪い」って言われるたびに、俺はどこかでホッとする。
自分で悪者になることで、他人からの攻撃を予測可能にする。
それが唯一の安全装置。
だから、壊れている自分を隠さずにいる。
見せることで、誰かが遠ざかっていくのを確かめている。
誰かに“救われたい”のに、同時に“救われたくない”という矛盾。
その狭間で、俺はひとり泣いている。
※ほんとにほんとに本編シリーズ他に付き合ってくださってる方、感謝感激雨霰っ!
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