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5件

チェリーがいなくなったことはそんなに大きい話題にはならなかった。
暗黙の了解のように
時が流れる
「おれが1番調子悪い」
舘さんの服を真似されて怒鳴ってしまった本人
あの日目黒は舘さんに振られたばかり。
告白をして振られたのではなく
「俺たちちゃんと付き合うことにしたから」
青の彼が舘さんの横に立ち
肩を抱いてほほ笑んだ
「俺には翔太しかいないってわかったんだ」
頬を赤く染めて
翔太の横にたつ舘さん
そう何も言わないままの失恋。。。
ぼーっと町並みを見ていた
どんっ
「ごっ ごめんなさい」
ぼーっとしてたのはこっちの方なのに
謝ってくれる
「こっちがぼーっとしてたのですみません ?」
目が合った瞬間相手が足早に逃げる
「ちょっと 待って…」
目黒は追いかけて捕まえた
「!!!なんですか!?」
「見つけた 」
「ごめんなさい ごめんなさい」
「いや あの その」
見ると髪は銀色に染め直しされて
メガネ。。。
パーカーにジャージ
「とにかく 一緒に来て!」
おれはとりあえず
次の集合場所にその人を強引に連れて行った
「おせーよ めめ って誰?」
「チェリー」
「は 冗談だろ 人違いも良いとこ 」
「あれは本人だね」
阿部ちゃんがその人を見て言う
「阿部ちゃんが言うなら、、、ってどうしたんだよめめ」
「来てる途中でぶつかったんだ それで」
8人の男に見られて居心地悪い大介
「あの 用がないなら帰ります 」
後ずさりながら 言葉を発する
「待ってくれませんか!」
照が大介の腕を掴む
「イヤです あなた達怖いです 」
「あの時はすみませんでした 話しだけでも」
ふっかが続けた
「お仕事でしょう?関係ないのがいたら周りが混乱しますし 帰ります」
「ちゃんと謝りたいと思っていました 少し待っててくれませんか?」
「はぁ。。。」
少し離れたカフェで待つことにした
けっこうな時間
「撮影なんて そんなものだし」
立ち上がって大介は帰り支度を始める
「目黒さんの 謝るなんて演技に騙されるとこだったな」
お会計をすませて
外に出た
すっかり 辺りは暗い
「帰ろ。。とんでもない日になっちゃった」
はぁ なんか疲れちゃった
早く帰ってお風呂入って寝よ。。。
「待って まって!」
「?」
腕を掴まれた
「ごめんなさい持たせて お願いします
帰らないで」
「目黒さん。。いや あの もう良いですから
謝罪とかも要らないですし 」
メンバーの皆さん
目黒さん待ちですよね?
お疲れさまでした
「あの 連絡先交換して下さい」
「何の為に?」
「可愛いと思ったから」
「は?」
失恋したばかりのめめ
大介のふとした仕草が目に焼き付いてる
(たぶんこの人 しつこい気がする ひとまず連絡先交換しないと帰れない)
「わかりました 」
お互いの連絡先を交換して この日は終わりを告げた