紫音 「はい。これ。」
まふゆ 「え…?紫音が使うんじゃ無いの…?」
紫音 「ううん,それに私,音楽とか本当はよく分かってないし,CD聞くだけで満足できるから。それにこれは元々お姉ちゃんの,『大事な物』でしょ?」
まふゆ 「あ…有難う…。」
紫音 「でもああ言った手前,『名目上』は一応私が持っておいた方がいいよね。だから使いたくなったら 『私の部屋』に来て。貸すから。」
まふゆ 「うん,分かった。有難う…」
奏 「まふゆ…?今日なんか元気ない??」
絵奈 「それ私も思った。何かあったでしょ?絶対。」
瑞希 「まふゆ,何があったか,僕達に話せる??」
まふゆ 『シンセサイザー』を,お母さんに取られた。」
奏 「えっ…。」
まふゆ 「でも安心して,『妹』の部屋に有るから,曲は作れる。」
絵奈 「そうなんだ,それなら良かっー…え?!?!妹?!?!」
まふゆ 「うん。妹。」
奏 「まふゆ…妹いたんだ…?」
瑞希 「僕も驚いたな…だってまふゆ,今までそんな事話してくれなかったからさー。」
まふゆ 「…話さなきゃダメだったの?」
絵奈 「いや,別に,話さなきゃダメってわけじゃ無いけどー,そーゆ事は前もって知っておきたいじゃ無いのよ。」
まふゆ 「…分かった,次からは気をつける。ごめん。」
絵奈 「いや,別に謝ってはしいわけじゃn…」
瑞希 「えななーん!ストップ!それで,僕達と一緒に居る事は,妹さんは『知ってる』の?」
まふゆ 「…知らないと思う。話してないし。」
瑞希 「そうなの?もし聞かれるのがあれなら,話さなくていいんだけどー,妹さんとはあまり上手く行ってない感じ??」
まふゆ 「…うまく行ってないわけでは無いと思うけど…,紫音も『何かを隠してる』そんな気はする…。」
奏 「それは,どうして『そう思う』の?まふゆは,『そう感じた』の?」
まふゆ 「…分かんないけど,何となく…今の紫音を見ていたら…,『心の奥』が,冷たくなっていくような気が…したから。」
奏 「そっか,それは,『心配』してるのかも知れないね。」
まふゆ 「心配…?…確かにそうかもしれない…。私達姉妹は 『同じ』だから…。」
絵奈 「同じって,それはどーゆ事??」
まふゆ 「私と,紫音はー,」
紫音(どうせ寝れないし…水でも飲みに行こ…え?お姉ちゃんの部屋から話し声…?誰と話してー…え?)
コメント
2件
すみません!今気がつきました💦
絵名の漢字が違いますよ〜!