テラーノベル
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「もう一個、僕がヒントを出してあげる」
「え..?」
「君は幼い頃、どうやって暁に会ったの?」
その言葉を聞いた瞬間、
ある場所が頭に浮かんだ。
そこは、私の家の近くに建っていた神社….
いや、暁星神社だ。
「その顔は何か思い出したの?」
「うん!私、行かなきゃ!!」
「そっか、行っておいで」
「さっきも言った通り僕にはシウをどうにも出来ないから」
そんな言葉を聞き終わる前に
私は幼い頃の記憶を辿りに
暁星神社へ向かった。
そういえば、
カイにシウのことって伝えてたっけ?
それはそうと、
シウをどうにかしないといけない。
あれ?待って。
シウと会った時の雰囲気、
誰かの雰囲気と似てたような…。
誰だっけ…。
そんな考えをしてるうちに
私は暁星神社に着いてしまった。
私は本堂の扉を開け、
奥には暁ちゃんが居ると信じていた。
が、 そこには倒れている暁ちゃんを
睨んでいるシウが居た。
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