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〜♪(入店音)
「いらっしゃいませ〜」
平日の昼間、学校やら仕事やらでコンビニは空いていた
なに食おうかな…
あ、これ美味そう
これも美味しそう…
せっかくだし気になっていた商品でも買ってみるか、
そう思い、ぽいぽいかごに放り込んでいく。
〜♪(入店音)
音に反応してつい扉の方に目を向ける。
そこには同じクラスのあの女子がいた。
なんで居んだ、今学校の時間だろ
そう思ったが疑問を心の中にしまい込む。
しかしがっつり目が合ってしまった…
話しかけられる前に俺はそそくさとレジに行き会計を済ませて店を出た
彼女は何故か俺を見ていた気がした
ガチャ…
「ただいま〜…」
「…とりあえず冷蔵庫のスペース開けねぇと」
缶の酒や、瓶の酒、客か、店長かから貰ったのであろう高そうな酒。
あらゆる種類の酒が冷蔵庫を埋めていた。
これ、常温でも良いやつだろ。
なんて心の内で文句を垂れながら酒を冷蔵庫の端に寄せ固めて無理やりスペースを作る。
「どれが要冷蔵のやつだ…」
一つひとつパッケージを確認しながら常温と冷蔵で分けていく。
普段はしないことなので新鮮だな、なんて思う。
「明日の昼飯の分も買ってくれば良かったかな」
明日は学校に行く予定ではあるので昼飯がいる。
まぁ、無くてもいっか。
今日は1日がとてつもなく長く感じる。
何もない日の方が、暇でそう感じてしまうのかもしれない。
「俺、真面目なのか不真面目なのか分かんねぇな」
「…無キャってやつか笑」
少し自嘲気味に笑いながらご飯をレンジで温める
「いただきます」
久々のコンビニのご飯はなんとなくいつもより少し、暖かい気がした
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