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涙が恋に変わるまで

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涙が恋に変わるまで

36 - 第36話「いつか届けたいと思ってた」

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2023年03月22日

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「来てくれてありがとうな、瑞希みずき

 片足立ちで、踵に指を入れながら靴を履き、彼を振り返った。

「どういたしまして。見送りなんていいから、早くベッド戻って」

「明日は会社に行くから、悪いが今日は俺の分の仕事も頼む」

「了解。でも、無理はしないで。二、三日くらい何とか回してあげる」

「ふ、……頼りにしてる」

 ご褒美のように彼が私の頭を撫でた。

 くすぐったくて、その手を退けるために彼の手の甲に触れると、彼がふいに視線を落とした。

 少しだけ下りた瞼が、どこか切なそうな表情をつくって、反射的に身体の動きが止まった。

「それと瑞希……もう一つ頼みがある」

「うん? 何か買って来る?」

 それくらいお安い御用だけど。

 そんな気持ちで小首を傾げると、彼は私の左手首を、空いた手で掴んで下ろした。

 するり、と指を滑らせ、手の平で支えるように握った彼が、親*********

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